浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

映画

2012-08-29 22:45:00 | 日記
 TSUTAYAから映画を3本借りた。

 まず『冬の小鳥』。韓国映画だ。キリスト教会が運営する孤児施設の女の子の話だ。父親に棄てられた子どもの施設での生活が描かれる。そして最後はフランス人にもらわれていく。親に棄てられるということそれ自体が哀しいことだ。さらに、施設での生活も決して幸せではない。映画全般は暗い。せめて幸せになって欲しいと思っていたが、それらしき兆候もなく終わった。インターネットで調べたら、この映画の脚本を書いた人の自伝のようだ。ということは、フランスでそれなりの幸せをつかんだのだろう、ほっとした。


 そして『サンザシの樹の下で』。中国映画。監督はチャン・イーモウである。これも実話だ。ひとりの少女の悲しい恋の物語だ。この少女、長じてアメリカへ留学し、今もアメリカにいるようだ。彼女の恋人が、白血病で死んでしまうという悲劇。

 この二本、いずれもよく似ている。映画の中では、幸せは描かれない。

 もう一つは、『チェ 28歳の革命』。チェ・ゲバラ。カストロとともに、キューバ革命を達成した革命家だ。生のフィルムを織り交ぜながら、革命戦争の中のゲバラを描く。極めて魅力的な人物だ。若い頃、ゲバラの本は読んだことがある。ゲバラのいうことは、いちいちもっとものことだ。映画の中でも、例えば革命とは何か?という問いに、革命は愛だ、と応える。人間への愛、正義への愛、真実への愛、をゲバラはあげるのだ。

 キューバの国連大使であった時の当意即妙の演説は、ゲバラの人間性を如実に示す。

 この続きの映画がある。彼は、ボリビアで最期を遂げる。それを描いたものだ。それも見なくては。

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低線量被ばくや内部被曝の恐ろしさ

2012-08-29 09:30:53 | 日記
 低線量被ばくや内部被曝を、WHOや日本政府、原発推進を図る国際的な勢力が、真実から遠ざけようとしている。

 チェルノブイリは、今もって筆舌に尽くしがたい被害を生み出している。それはフクシマでも予想されることだ。

 紹介したブログの中に、「真実はどこに?」というドキュメンタリーがはめ込まれている。是非見て欲しい。

 http://ahaha.365blog.jp/e409089.html

 さらに、すでに刊行され、日本でも翻訳が進められている『チェルノブイリ~大惨事の環境と人々へのその後の影響』の本の著者のひとりの談話が、下記に掲載されている。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/753.html

 発言は、以下。JAPANESEをクリックすると日本語の字幕がでる。

http://www.universalsubtitles.org/en/videos/zzyKyq4iiV3r/info/chernobyl-a-million-casualties/
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