近年は、歴史研究をほとんどしなくなった。某自治体の歴史編纂を昨年まで引き受けていたが、それは一九八〇年代以降であった。
近年は、歴史的な人物がどういう生き方をし、どういう考えをしていたかに興味関心があり、それを勉強して話すということをしている。
みずからが年老いるという自覚を持っているが故に、過去の時代に生きていた人の生き方にひかれるのだ。今年は竹久夢二と小林多喜二をとりあげる。
ネットをみていたら、今日のNHKの日曜美術館は北川民次をとりあげたそうだ。北川は静岡県出身の画家である。メキシコに行き、そこで民衆と交流し、常に民衆の視点を失わなかった。この人もとりあげたいなあと思う。
私に歴史的人物をとりあげて講演して欲しいと依頼してきたSさんは亡くなられたが、Sさんがリストアップしていたなかに与謝野晶子がいた。
いつか与謝野晶子もやらないといけない。
特定の人物をとりあげる場合、どうしても全集を読むことになる。ひたすら付箋をつけながら読んでいくのであるが、それだけでなく、その人が生きた時代をきちんとおさえることが必要である。歴史的な人物は、必ずその時代のなにものかと闘っているからだ。みずからが生きる時代に違和感をもつが故に、動き始めるのだ。
一応私の頭の中には時代の動きが入ってはいるが、しかしそれもきちんとおさえなければならない。
勉強することばかりである。今年の3月は、竹久夢二を訪ねる旅に出るつもりだ。私は、夢二の絵が好きなのである。
近年は、歴史的な人物がどういう生き方をし、どういう考えをしていたかに興味関心があり、それを勉強して話すということをしている。
みずからが年老いるという自覚を持っているが故に、過去の時代に生きていた人の生き方にひかれるのだ。今年は竹久夢二と小林多喜二をとりあげる。
ネットをみていたら、今日のNHKの日曜美術館は北川民次をとりあげたそうだ。北川は静岡県出身の画家である。メキシコに行き、そこで民衆と交流し、常に民衆の視点を失わなかった。この人もとりあげたいなあと思う。
私に歴史的人物をとりあげて講演して欲しいと依頼してきたSさんは亡くなられたが、Sさんがリストアップしていたなかに与謝野晶子がいた。
いつか与謝野晶子もやらないといけない。
特定の人物をとりあげる場合、どうしても全集を読むことになる。ひたすら付箋をつけながら読んでいくのであるが、それだけでなく、その人が生きた時代をきちんとおさえることが必要である。歴史的な人物は、必ずその時代のなにものかと闘っているからだ。みずからが生きる時代に違和感をもつが故に、動き始めるのだ。
一応私の頭の中には時代の動きが入ってはいるが、しかしそれもきちんとおさえなければならない。
勉強することばかりである。今年の3月は、竹久夢二を訪ねる旅に出るつもりだ。私は、夢二の絵が好きなのである。