浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

何と闘うか

2019-02-09 21:20:29 | 社会
 政府の施策を調べると、新自由主義的なものが連なっている。今までも新自由主義的な施策が展開されてきたが、さらに推進しようという魂胆のようである。

 格差拡大、貧困者の増大、少子高齢化などそんなことにはお構いなしに、「今だけ、自分(たち)だけ、金だけ」という方針のもと、次々と政策が打ち出されてくる。

 「貧困は政策的につくられる」というように、さらにそれが強化されていくことだろう。

 もちろんそのような安倍政権の施策に対し、それはおかしいと思うような真面目な人間は増えてくるだろう。そのなかには、保守的な思考の持ち主もいるし、そうでない人もいる。

 現代は、安倍政権が、竹中平蔵らと徒党を組んで展開している新自由主義的な施策と闘うことが求められている。闘う主体は、従来の保守や革新という枠組みではなく、それを超えて、新自由主義的施策と闘う諸々の人々になるはずだ。

 敵対的矛盾は、このような構図になるはずだ。新自由主義的施策を推進する者たち、それに対する広汎な人々。後者は、したがって、従来の保守革新にとらわれることなく、連帯しなければならない。前者は権力を掌握しているから、簡単に倒せる相手ではない。しかし倒さなくても、かれらの施策を阻止することができればよいのだ。

 浜松市でも、そうした構図をつくりだそうと思う。
コメント
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