浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

知らなかった「3456」

2019-07-24 23:42:45 | 近現代史
 フィギュアスケートの金妍児(キムヨナ)さんが唱う「3456」。知らなかった。

 朝鮮半島の苦難の歴史を乗り越えてきた、3.1独立運動(1919年)、4.19学生革命(1960年李承晩独裁政権追放)、5.18光州事件(1980年)、6.10民主化闘争(1987)の、3、4、5,6からとった歌である。韓国における独立と民主化運動を、このように国家的に祝福できる韓国がうらやましい。

広瀬隆「キム・ヨナが歌った『3456』の意味」

https://www.youtube.com/watch?v=eR6k4XPUrqo

https://www.youtube.com/watch?v=lCfDjjEvHVg

 以下の動画には、英語が出ている。今日はもう遅いから、近日中に訳してアップするつもりだ。

https://www.youtube.com/watch?v=J6Krqse01zg
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クリムト

2019-07-24 22:04:26 | その他
 豊田市美術館に行った。「クリムト展 ウィーンと日本 1900」、7月10日迄は東京都美術館で開催されていた。

 東京の美術館は、いつでも混んでいる。特に名高い画家や作品が展示されると、もう信じられないくらいの人が集まる。「民衆を導く自由の女神」で有名なドラクロア展が東京国立博物館で行われたときには、早く行ったにもかかわらず、博物館のまわりで待たされた。運慶展の時もそうだった。東京都美術館のフェルメール展もすごい人だった。だから地方の美術館にまわるときには、そちらに行く。
 
 東京都美術館ではすごい混み方であったそうだ。昨日から始まった豊田市美術館での「クリムト展」、私は開館前に到着するように高速道路を使って行ったのだが、概して空いていた。最初は混んでいたが、中に入ると空間があり、クリムトの絵を間近で見ることが出来た。東京ではあり得ないことだ。

 クリムトについてはいろいろ書きたいことはあるが、今回は模写ではあるが、「ベートーヴェン フリーズ」が見たかった。ベートーヴェンの第九交響曲をクリムトが描いたのだ。事前に『芸術新潮』6月号を購入し読んであったので、堪能することが出来た。これを書いているとき、バックには第九が流れている。

 クリムトの有名な絵画は「接吻」であるが、ずっとむかし、ある女性からその絵ハガキをもらったことがある。それ以来、クリムトに関心をもって、画集を買ったりしてきた。愛知県美術館には、クリムトの「黄金の騎士」がある。今回は豊田市美術館でも展示されていたが、何度見ても素晴らしい。

 名高い絵画は、官能と美と色彩との饗宴といった趣である。もちろんそれに至るプロセスでは、具象的な絵画も描かれていて、しかしそれも美に彩られている。

 クリムトは、見る価値がある。10月14日まで開催されている。



 
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自民党支持者に問いたい

2019-07-24 07:50:12 | メディア
 今回の選挙、自民党に投票した人は2割を切っているという。それほど支持もされていない人物が、各地域に相対多数支持者がいたということだけで、自民党のトップである安倍晋三という、知性もない、野望にまみれた、人間的にも評価できない者が首相として居つづける。

 自民党員、自民党支持者は、それでよいと思っているのだろうか。

 今日の『朝日新聞』記事に、安倍首相、全73演説で露骨に野党攻撃 少し違った菅氏がある。一国の首相としての品性が問われるほどだ(ちなみに、こういう記事を選挙後に掲載するという『朝日新聞』の逃げも示しているのだが)。

 森友・加計問題に端的に見られるように、政治を私物化している安倍とその周辺に対して、自民党員、その支持者はどう思っているのだろう。倫理的に、ふつうに考えて、こういうことを許してよいと思っているのか。

 しきりに安倍がいう「美しい日本」が、このままでは崩壊していく。それでよいのか!

 私は自民党員、その支持者は、安倍首相という人物をもっと凝視すべきだと思う。日本を代表する宰相として、適格かどうなのか。

 今までの首相の中でも、悪政を繰り広げるだけでなく、もっとも人格的にも評価できない人物だ。

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