どんな人生を送っているか、その結果が顔に表れてくる。
最近、高圧的に職員らに当たる政治家の姿が、ユーチューブでみることができる。
斎藤元彦兵庫県知事、北海道の長谷川岳議員、かれらの顔には同じ特徴がある。まず眼に優しさが感じられない。同時に、感性が干からびているようにみえる。自己過信、「オレはエラいんだ」という顔。そういえば、石丸某もそんな印象を受けた。
他人に対して、たとえ自らよりも「地位」が「下」であろうと、「上」にある者は謙虚に振る舞うのがふつうである。こういう人たちが政治という仕事をしているのだから、政治がよくなるわけがない。しかしそういう人たちに投票する人たちがいる。
歴史研究に従事してきたわたしは、高名な歴史学者と話したり交流してきたが、業績のある方こそ、とても謙虚であった。優れた人は、おしなべて謙虚なのである。謙虚な姿勢で研究するからこそ、業績も、よりよいものとなるのである。
官僚や政治家の世界は、そうした当たり前の関係とは真逆であるようだ。そういう世界にいかなくてほんとうによかったと思う。