窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

食事の5時間ルール

2009年09月18日 | ダイエット日記


  本格的にダイエットを始めてから5ヶ月が経過しました。体重と体脂肪についてはここまで順調に減らすことができていますが、経験上何が一番効果的だったのかを上げるとすれば「食事のタイミング」だと思います。

  体脂肪を減らすということは体脂肪を「消費する」ということですから、単純に考えて食事によって摂取するカロリーよりも体の消費カロリーの方が大きければ、足りないカロリーを体脂肪の燃焼によって補う、結果「体脂肪が減る」ということになります。しかし、食事を減らせば減らすほど体脂肪を消費するのかというと、事はそんなに簡単ではありません。

  食事を減らすとまず体が飢餓状態のサインと受け取るため、エネルギー消費を抑えようとします。つまり脂肪を減らしにくい体になります。さらに、栄養不足により筋肉が衰えるので見た目の体重は減りますが、ますます痩せにくい体質になるというわけです。俗にいう「リバウンド」は食事制限による不健康な痩せ方をした結果、痩せにくい体を作ったために起きる現象だと考えられます。

  したがって、体脂肪を消費しようとするならば食事はむしろきちんと摂らなければならないということになります。ただし、その摂り方が問題で、食事と食事の間隔をできれば5時間、少なくとも4時間は空け、摂取した食べ物を消化してから次の食事を摂ることが大切です。摂取した栄養を日常の活動の中で消費し、それから次の食事を摂るというわけです。したがって、活動量の少ない夜就寝前に最低4時間以上空けることがとりわけ大事で、経験則から、胃に食べ物が残っている状態で寝ることが太る一番の原因であるような気がします。就寝時間から4時間以上前に食事を摂ることが難しいようであれば、夕食に関してだけは抜いても構わないと思います。

  とはいうものの、僕もこの5時間ルールを厳密に守っているわけではありません。冒頭の表は4月以降、呑み会のあった日(ピンク)と夜遅く会食のあった日(黄色)を示していますが、必ずしも夜は就寝まで4時間以上空けられなかった日がこれだけありました。また、夕食を抜いた場合でも寝るまでにお腹が空いて仕方がないということがあります。どうしても我慢できないときはなるべくキャベツや豆腐、納豆などを食べて気を紛らわすようにしています。それでも平素5時間ルールを心がけることで体脂肪を減少させることができましたた。

  なお、食事ですが「食べ過ぎない」ということを心掛ける以外、特に制限を設けていません。焼肉であろうが、ラーメンであろうが何でも好きなものを食べます。お酒についてはビールをできるだけ控えるようにしています。元々焼酎やウィスキーの方が好きですから、これは苦になりません。それと家で呑むのはやめました。「太る」という点ではワインも控えた方が良いのでしょうが、ブログを見てお分かりの通り、ワイン会がありますので、まとまった量を呑む時が時々あります。

  運動ももちろん大切ですが、「運動する時間がなかなかとれない」という方はまずこの「食事の5時間ルール」だけでも試してみてはいかがでしょうか。

  自分で試してみて良かったと思う「5時間ルール」ですが、これについては話題の「加圧トレーニング」の創始者である佐藤義昭氏の『誰も教えなかった本物のダイエット 加圧トレーニング発明者の実践的身体改造法』が参考になりました。疑問に思う点もなくはないのですが、巷に広がるダイエットに関する誤った認識を覆す良書だと思います。表紙が???ですが、女性に特にお勧めします。

誰も教えなかった本物のダイエット 加圧トレーニング発明者の実践的身体改造法
佐藤 義昭
講談社

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  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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コメント (2)
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