窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

九条館 煎茶会④

2010年11月08日 | その他


  地味ですが、炭なくしてお茶は煎れられません。最後にそんな縁の下の力持ちたちをご紹介したいと思います。

・烏府(うふ)
「古茸編 提梁」。烏府とは、炭を入れる籠のことです。

・羽箒(はぼうき)
茗主による「鳶 象牙柄」。涼炉についた灰を払うのに使います。

・炉扇
三代池田瓢阿作、「錆竹(さびだけ)平編」。炉に風を送り、炭をおこすのに使います。錆竹とは、枯れて表皮に錆のような斑点を生じた竹をいいます。

・火鋏
伊藤政治作、「切子頭」



  帳は茗主による「宿建徳江」です。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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