不二門。ここから中炉殿になります。
観音殿と観音像、龍華殿。龍華殿の写真右下に頭の丸い石柱が見えますが、これは奉鉢塔といい、釈迦の弟子である迦葉尊者が弥勒仏に奉げる鉢盂の姿を表現しているといわれています。韓国で通度寺にしかない変わった塔であり、韓国の宝物第471号に指定されています。
開山祖堂。通度寺を開いた慈蔵律師を祭る祠です。
世尊碑閣、1706年建立の石碑。1592年の文禄の役の際、頂骨舎利を守るため泗溟大師が大小二函にわけ、西山大師に送ったところ、一つを太白山(江原道と慶尚北道の境にある霊山)に、もう一つを金剛戒壇に奉安するようにしたというようなことが記されているらしいです。
大雄殿。1645年、友雲和尚によって再建され韓国の宝物第144号。通度寺は釈迦の頂骨舎利を金剛戒壇に安置するため、この大雄殿に本尊を安置しない寺として有名であり、仏像の代わりに巨大な仏壇だけがあるということです。
金剛戒壇。韓国の国宝第290号。前述のように、元々は646年に開祖慈蔵と新羅の善徳女王が建立し、釈迦の頂骨舎利を納めたとされるところです。
通度寺
慶尚南道 梁山郡 下北面 芝山里 583番地
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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