以前、「FEEL YOKOHAMA Y150 フードセレクション②」でご紹介したことのある横浜ビールさん。日本におけるビール発祥の地、横浜で唯一の地ビールを醸造しているところです。また、先月ご紹介しました「驛(うまや)テラス」は、まさにこの驛の食卓の表で開催しています。
横浜ビールはデコクション製法というチェコビールの伝統製法を忠実に守り、コクのあるビールを造っておられるほか、横浜市瀬谷区産の大麦を使った「浜麦ラガー」や港北区綱島の桃を使った「桃ビール」など、地産地消にも力を入れていらっしゃいます。「驛の食卓」は、併設された横浜ビールを楽しめるレストランになります。JR桜木町駅からそれほど遠くないところにあります。
さて、最初の一杯は当社の「特殊紡績手袋 よみがえり マリアージュ」と同じ第14期ヨコハマ・グッズ001で市長賞を受賞した「横浜ラガー」(写真上)です。しっかりとした苦味とコクがあり、正統派のビールが少なくなった昨今では懐かしい気さえするビールです。
つづいてインターナショナルビアコンペティション2008で金賞を獲得したヴァイツェン。やわらかな口当たりで苦味が少なく、フルーティなビールです。
3杯目は一気に苦味を効かせたIPA(インディア・ペール・エール)。エールというのはイギリスで作られるビールの一種ですが、IPAはインド航海中に開発されたことからこの名が付けられているそうです。IPAもインターナショナルビアコンペティション2008で金賞を受賞しています。
エールというと、25年ほど前、子供の間でゲームブックという一人でロールプレイングゲームができる文庫本が流行っていました。その中の一つ『火吹山の魔法使い』の中でエールを呑んで酩酊している2匹のゴブリンが登場するのですが、子供心にエールという飲み物がとても美味しそうに思えたのを思い出します。
復刻版が出ているようですね。
ファイティング・ファンタジー「火吹山の魔法使い」 (〈ファイティング・ファンタジー〉シリーズ) | |
スティーブ・ジャクソン,イアン・リビングストン | |
扶桑社 |
さて、4杯目はアルトというレンガ色をしたビール。ドイツ西部のデュッセルドルフというところで伝統的に飲まれているビールだそうです。色は濃いですが苦味が少なく、むしろ甘みが感じられ、それでいてすっきりと飲みやすいビールです。
ビールが苦手、という方にはビールを使ったカクテルもいくつか用意されています。左からチャイナタウン、はまっ子キッスというカクテルです。
次回は地元の食材を多用した食事のメニューをご紹介したいと思います。
ソルポンテ 驛(うまや)の食卓
横浜市中区住吉町6-68-1
横浜関内地所ビル2F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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