今日は、山口県の高校生4名による会社訪問がありました。
学校の研究課題として、「環境先進都市としての地元の街を考える」というテーマのもと、実際の3Rの現場である弊社の事業活動についてご説明すると共に、質疑応答と意見交換を行いました。
僕からは、繊維リサイクルの概要とそのユニークな特性についてお話させていただきました。みなさん、繊維リサイクルの現場を目の当たりにするのは初めてということでしたが、事前に課題を持ってなかなか鋭い質問をいただきました。
みなさんとお話させていただいて、子供の頃、アメリカ人に親の仕事を説明しようとしたものの、Recycleという言葉が辞書にさえ載っておらず悪戦苦闘した思い出、学校の課題で親の仕事についてヒアリングしたものの、言われている意味が分からず、その後しばらくうちは雑巾屋なのだと思っていた記憶などが、久しぶりに甦ってきました。
あれから30有余年、こうして環境問題に高い関心をもって遠路はるばる訪問してくださる若い皆さんが数多くいらっしゃることを思うと、隔世の感があります。また、これから社会を担っていくみなさんに対して、先鞭をつけている我々はまだまだ努力していく責任があるということを認識させられました。
日頃事業を営んでいる我々にとっても良い刺激となりました。研究課題に対して、少しでもお役にたてれば幸いです。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした