「たこりき」からそのまま移動し、谷町にある「欧風食堂 レクレール」へ。「たこりき」でご紹介した通り、この周辺は古い建物が多く残されており、ここ「レクレール」も大正時代に建てられたという古い町家を改装した、家庭的フレンチのお店です。因みに、相撲で無償スポンサーのことをタニマチと言いますが、それはここ谷町が語源のようです。
既に食事を済ませたあとでしたので、ここでは本当に軽くつまむ程度だったのですが、本当に閑静な佇まいで心が落ち着きます。写真は、自家製鴨の生ハムとお野菜のグレック(酢漬け)。鴨の生ハムというのは初めてでしたが、鴨独特の香りに熟成感のあるうま味、通常の豚の生ハムに比べ粘り気のある食感が非常に美味しかったです。これにはサントリーのウィスキー「白州」を合わせました。
和牛ランプステーキ。脂身が少なく柔らかいランプ肉をバルサミコ酢のソースでいただきました。
お店の名前「レクレール」は、フランス語で「照らす」という意味だそうですが、天気の良いお昼もまた夜とは違った雰囲気で楽しいのではないかと思いました。
冒頭申し上げた通り、既に二軒目でしたので、頼んだものがこれだけになってしまいました。
欧風食堂 レクレール
大阪府大阪市中央区谷町6-18-6
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした