5月12日、後楽園ホールにボクシング・ライト級8回戦、内藤律樹選手vsチャイヨン・シットサイトーン選手の試合を観戦してきました。内藤選手は昨年12月のスーパーフェザー級タイトルマッチ以来の復帰戦となります。現在、日本スーパーフェザー級3位ですが、今回ライト級に階級を上げています。
一方、対戦相手のシットサイトーン選手はOPBF東洋太平洋ライト級3位。35歳というベテランですが、ここまで59戦40勝(29KO)15敗4分という戦績の持ち主。11㎝の身長差がありますが、決して楽な相手とは言えないようです。
しかし、試合は序盤から終始内藤選手のペース。前の試合に比べ軽快なフットワーク、上半身の力みもなく、体調の良さが窺われました。今回のテーマだったのか分かりませんが、無理に倒しに行くことなく、終始距離を取り、素早く動き続ける試合運びでした。
相手の動きも良く見えており、有効打はほとんど貰わなかったのではないでしょうか?逆に内藤選手は相手のフックをダッキングでかわしながらのボディフックなどが何度も決まり、全く危なげない展開でした。
KOこそなりませんでしたが、終盤にまともに入った右ストレートでシットサイトーン選手の瞼も大きく腫れ上がっていました。判定は3人のジャッジいずれも80-72で内藤律樹選手、これで内藤選手の戦績は15戦14勝(5KO)1敗となりました。
因みに、いつも観戦が内藤選手であるのは、内藤選手の後援会発足にわずかながら関わらせていただいている関係があります。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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