「特殊紡績 よみがえり」のパッケージデザインを初め、長年お世話になっているデザイナーの高橋正実先生が、この度、ドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレンデザインセンター主催の国際的プロダクトデザイン賞である、レッド・ドット・デザイン賞(Red dot design award)2015を受賞され、ドイツでの授賞式に先立ち、地元墨田区の皆さんによる祝賀会が昨日行われました。
墨田区の異業種交流会「フロンティアすみだ塾」の皆さんには、数年前に参加したセミナーで講師としてお世話になったことがあり、久しぶりの再会となりました。先生にも、以前弊社秦野工場に来ていただいたことがあります。
受賞したのは、凸版印刷さんのグラフィックトライアル2015に出展された作品です。第10回を迎えた今回の企画のテーマは「織」(おる)。先生のお話によれば、色とはそもそも光が反射して初めて我々の目に様々な彩を織りなすものである。印刷とは、光を織る行為であるというコンセプトの下、今回の作品を造られたということです。
見る角度によってさまざまに表情を変える、まさに光の織りなすグラデーションに先生が18歳の頃にデザインされ、成田空港の壁画にも使われている、おなじみの金魚があしらわれています。上の写真は、成田空港で見られる先生の作品です。
最後に、安政元年創業、両国の老舗中田屋茶舗さんのお茶を頂きました。墨田を愛する高橋先生らしい、風情の感じられるお土産ありがとうございました。今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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