ニュージーランドで行われたワールドカップも終わり、日本ではトップリーグのシーズンが10月29日に開幕しました。
去年まで開幕戦は金曜日のナイターで行われていたのですが、今年は土曜日の昼間。二試合目に昨年優勝を争ったパナソニックvsサントリーという屈指の好カードが組まれていることもありましたが、開幕戦だというのにシーズン終盤を思わせるような、大勢のお客さんが詰め掛けていました。
また、この日、神宮周辺では隣の神宮球場で東京六大学野球の早慶戦が行われていたほか、サッカーのナビスコカップ、夜にはプロ野球のクライマックス・シリーズと様々な試合が目白押しでした。
さて、第1試合は昨年7位のリコーと8位サニックスの対戦。まず前半11分、杉浦選手のトライと田代選手のコンバージョンでサニックスが7点を先取。
しかし、リコーも15分にこの日のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた桜エモシ選手のトライと河野選手のコンバージョンでたちまち同点に追いつきます。
そこからリコーは怒涛の4連続トライ。26vs7で前半を折り返します。
サニックスは、距離はあったものの、前半2度あったゴール正面でのペナルティキックを外したのが響いたと思います。また、個人的な感想ですが、前後半とも最初の20分位までは低いタックルで勇敢なディフェンスを見せるのですが、その後になると何となく集中力が切れてしまっていたように見えました。
さて、前半で3トライ、3ゴール差と大きくリードされたサニックスでしたが、後半11分に田代選手がトライを挙げると、16分と21分にもトライを挙げ、28vs26とあっと言う間に2点差まで猛追しました。
しかし、コンバージョンに失敗し、同点には追いつけず。
あと一歩というところではあったのですが、29分にリコーの金澤選手がペナルティーゴールを決め、31vs26、31分にはエリソン選手の強烈な突進を防ぎきれずトライ。
結局、36vs26でノーサイド。第1試合からノーガードの打ち合いのような試合となりました。
サニックスは後半21分にヘスケス選手が入るとチームの雰囲気がガラリと変わりましたが、要所でミスが出たのが響きました。一方のリコーですが、11月にワールドカップでも活躍した、ニュージーランド代表CTBのノヌー選手が合流するとの事で、さらに攻撃力が増してくることでしょう。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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