都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
李禹煥 「関係項」(1991年) 原美術館中庭にて
原美術館(品川区北品川)
中庭部分
「李禹煥 -関係項- 」(1991年)
拙ブログにて以前も紹介したことがある、原美術館の中庭に置かれた、李禹煥の「関係項」です。

芝生が鉄板へ寄り添うかのように生えています。

錆びた鉄板を挟んで、石が二つ。

鉄板半分を縦方向に撮ってみました。

ソル・ルウィット「不完全な立方体」とのツーショット。
芝生の上に、雨風にさらされる形で置かれる「関係項」。今、横浜美術館で開催中の李禹煥展のように、直接コンクリートの上に置くことよりも、作品自体の軽さとでも言うような、どこかフワフワとした浮遊感を味わうことができます。石は芝生を介して下の大地へとのしかかり、逆に鉄板は、芝生に持ち上げられて上へと向かう。そのような作品の中での反発力も感じます。如何でしょうか。
*ちなみに、しばらく前からブログのタイトルの背景に使っている画像は、横浜美術館の李禹煥展に屋外展示されている、「関係項 鉄の壁」の上半分です。
中庭部分
「李禹煥 -関係項- 」(1991年)
拙ブログにて以前も紹介したことがある、原美術館の中庭に置かれた、李禹煥の「関係項」です。

芝生が鉄板へ寄り添うかのように生えています。

錆びた鉄板を挟んで、石が二つ。

鉄板半分を縦方向に撮ってみました。

ソル・ルウィット「不完全な立方体」とのツーショット。
芝生の上に、雨風にさらされる形で置かれる「関係項」。今、横浜美術館で開催中の李禹煥展のように、直接コンクリートの上に置くことよりも、作品自体の軽さとでも言うような、どこかフワフワとした浮遊感を味わうことができます。石は芝生を介して下の大地へとのしかかり、逆に鉄板は、芝生に持ち上げられて上へと向かう。そのような作品の中での反発力も感じます。如何でしょうか。
*ちなみに、しばらく前からブログのタイトルの背景に使っている画像は、横浜美術館の李禹煥展に屋外展示されている、「関係項 鉄の壁」の上半分です。
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