都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
登呂遺跡にて「とろエンナーレ2016」が開催されます
弥生時代の集落・水田遺跡として知られる国の特別史跡の登呂遺跡。今年、遺跡からの出土品775件が一括して重要文化財に指定されました。
それを期しての新たなイベントです。「とろエンナーレ2016」が開催されます。
[とろエンナーレ2016 開催概要]
URL:http://toroennale.net
会期:2016年11月12日(土)~11月27日(日)
時間:9:00~16:30
会場:特別史跡「登呂遺跡」・登呂博物館
休館:無休。但し登呂博物館は11月14日(月)、21日(月)、24日(木)が休館。
料金:無料。
住所:静岡市駿河区登呂5-10-5(静岡市立登呂博物館)
交通:JR静岡駅南口22番線よりバス10分「登呂遺跡」行き終点下車。東名静岡ICから車で10分
会場は登呂遺跡、及び登呂博物館。静岡駅南口よりバスで10分ほどです。キーワードは「古代の跡、現代のアート」。現代と古代のくらしを対比し、登呂遺跡に新たなイメージを生み出すそうです。
[とろエンナーレ 展示『くらしの輪郭 Now & Then』]
場所:特別史跡登呂遺跡内(祭殿、1号住居、2号住居、メモリアル広場住居、登呂博物館1F)
参加アーティストとテーマ
鬼頭健吾:くらしを支える道具
江渕未帆:くらしの中の秘かな表現
高橋舞:くらしの中の秘かな表現
+tic:くらしと家族
栗山斉:くらしの時間を広げる灯り
*キュレーション:鈴木一郎太
現代美術の展示は上記の通りです。いずれも「くらし」がテーマです。フラフープなどの既製品を用いてインスタレーションを手がける鬼頭健吾のほか、計5名のアーティストが参加します。
面白いのは遺跡の祭殿や復元住居に作品が展示されることです。現代と古代の邂逅と言ったところでしょうか。例えば鬼頭健吾は2点、祭殿内と博物館内に設置。博物館内では新作が公開されます。
[とろエンナーレ オープニングイベント]
日時:11月12日(土)・13日(日) 9:00~16:30
・アート体験ワークショップ
ファッション図工シリーズ 「クラッカーを鳴らして、アクセサリーを作ろう」 講師: 江渕未帆
「もし2000年前のトロ村にいたら、どんな家に住みたい?」 講師:本原令子
「assemblaging~シルクスクリーンプリントを使ってつくるアッサンブラージュ」講師:BOBho‐ho
「弥生時代のうたをつくろう」 講師:片岡祐介
・積みわらをつくろう!
・登呂マルシェ(しぞーかおでんや復興支援フードなどを販売)
・古代と現代行ったり来たりガイドツアー
・火起こし体験
・土器炊飯試食
会期の初日と翌日にはワークショップなどの様々なイベントも開催されます。登呂マルシェではご当地名物、静岡おでんなどのフードも販売されます。
登呂遺跡を中心に初めて行われる「とろエンナーレ2016」。ネーミングからして漢字ではなく、ひらがなの「とろ」とすることで親しみやすさを狙っています。入場は無料です。おそらくは手作り感のあるアットホームなイベントになるのではないでしょうか。
ところで会場の登呂遺跡ですが、私ももう10年ほど前に一度行ったことがあります。
静岡駅よりバスに乗って終点で下車。バス停のほぼ目の前が遺跡でした。園内は思いの外に広い。復元倉庫や住居が点在していました。
登呂博物館は2010年に建物を新築。全面リニューアルオープンしたそうです。ちょうど「とろエンナーレ2016」期間中には登呂の他、国内各地の遺跡の資料を展示する特別展「弥生×登呂」も行われます。
「登呂博物館出土品 重要文化財指定記念 特別展『弥生×登呂』」
会場:登呂博物館 2F特別・企画展示室
会期:9月17日(土)~11月27日(日)
時間:9:00~16:30
料金: 一般400(290)円、高・大学生260(190)円、小・中学生60(50)円。
*( )内は30名以上の団体料金
休館: 月曜(祝日の場合は除く)、祝日の翌日。
私の目当ては登呂遺跡と隣接する芹沢けい介美術館の見学でした。美術館を設計したのはかの白井晟一。松濤博物館の設計者です。この建物が素晴らしい。芹沢の作品とともに石造りの外壁、ないし組天井のある内部空間に魅せられたことを覚えています。
「めぐるりアート静岡」
URL:http://megururi.net/2016/
会期:11月1日(火)〜11月20日(日)
「富士の山ビエンナーレ2016」
URL:http://fujinoyama-biennale.com
会期:10月28日(金)〜11月27日(日)
ほぼ同会期では市内で「めぐるりアート静岡」も行われています。また少し足を伸ばせば清水区や富士市などで「富士の山ビエンナーレ2016」も開催中です。いずれも入場は無料です。「めぐるりアート静岡」と「とろエンナーレ2016」の2会場のスタンプを集めると景品がプレゼント(先着順)される企画もあります。
富士山を背に、晩秋の光眩しい静岡の地で行われる「とろエンナーレ2016」。県内各地のイベントと合わせて出かけるのも良いかもしれません。
「とろエンナーレ2016」は登呂遺跡、登呂博物館で11月12日よりはじまります。
「とろエンナーレ2016」 登呂遺跡・登呂博物館
会期:2016年11月12日(土)~11月27日(日) 入場無料
時間:9:00~16:30
会場:登呂遺跡・登呂博物館
休館:無休。但し登呂博物館は11月14日(月)、21日(月)、24日(木)が休館。
料金:無料。
主催:静岡市
住所:静岡市駿河区登呂5-10-5(静岡市立登呂博物館)
交通:JR静岡駅南口22番線よりバス10分「登呂遺跡」行き終点下車。東名静岡ICから車で10分
それを期しての新たなイベントです。「とろエンナーレ2016」が開催されます。
[とろエンナーレ2016 開催概要]
URL:http://toroennale.net
会期:2016年11月12日(土)~11月27日(日)
時間:9:00~16:30
会場:特別史跡「登呂遺跡」・登呂博物館
休館:無休。但し登呂博物館は11月14日(月)、21日(月)、24日(木)が休館。
料金:無料。
住所:静岡市駿河区登呂5-10-5(静岡市立登呂博物館)
交通:JR静岡駅南口22番線よりバス10分「登呂遺跡」行き終点下車。東名静岡ICから車で10分
会場は登呂遺跡、及び登呂博物館。静岡駅南口よりバスで10分ほどです。キーワードは「古代の跡、現代のアート」。現代と古代のくらしを対比し、登呂遺跡に新たなイメージを生み出すそうです。
[とろエンナーレ 展示『くらしの輪郭 Now & Then』]
場所:特別史跡登呂遺跡内(祭殿、1号住居、2号住居、メモリアル広場住居、登呂博物館1F)
参加アーティストとテーマ
鬼頭健吾:くらしを支える道具
江渕未帆:くらしの中の秘かな表現
高橋舞:くらしの中の秘かな表現
+tic:くらしと家族
栗山斉:くらしの時間を広げる灯り
*キュレーション:鈴木一郎太
現代美術の展示は上記の通りです。いずれも「くらし」がテーマです。フラフープなどの既製品を用いてインスタレーションを手がける鬼頭健吾のほか、計5名のアーティストが参加します。
面白いのは遺跡の祭殿や復元住居に作品が展示されることです。現代と古代の邂逅と言ったところでしょうか。例えば鬼頭健吾は2点、祭殿内と博物館内に設置。博物館内では新作が公開されます。
[とろエンナーレ オープニングイベント]
日時:11月12日(土)・13日(日) 9:00~16:30
・アート体験ワークショップ
ファッション図工シリーズ 「クラッカーを鳴らして、アクセサリーを作ろう」 講師: 江渕未帆
「もし2000年前のトロ村にいたら、どんな家に住みたい?」 講師:本原令子
「assemblaging~シルクスクリーンプリントを使ってつくるアッサンブラージュ」講師:BOBho‐ho
「弥生時代のうたをつくろう」 講師:片岡祐介
・積みわらをつくろう!
・登呂マルシェ(しぞーかおでんや復興支援フードなどを販売)
・古代と現代行ったり来たりガイドツアー
・火起こし体験
・土器炊飯試食
会期の初日と翌日にはワークショップなどの様々なイベントも開催されます。登呂マルシェではご当地名物、静岡おでんなどのフードも販売されます。
登呂遺跡を中心に初めて行われる「とろエンナーレ2016」。ネーミングからして漢字ではなく、ひらがなの「とろ」とすることで親しみやすさを狙っています。入場は無料です。おそらくは手作り感のあるアットホームなイベントになるのではないでしょうか。
ところで会場の登呂遺跡ですが、私ももう10年ほど前に一度行ったことがあります。
静岡駅よりバスに乗って終点で下車。バス停のほぼ目の前が遺跡でした。園内は思いの外に広い。復元倉庫や住居が点在していました。
登呂博物館は2010年に建物を新築。全面リニューアルオープンしたそうです。ちょうど「とろエンナーレ2016」期間中には登呂の他、国内各地の遺跡の資料を展示する特別展「弥生×登呂」も行われます。
「登呂博物館出土品 重要文化財指定記念 特別展『弥生×登呂』」
会場:登呂博物館 2F特別・企画展示室
会期:9月17日(土)~11月27日(日)
時間:9:00~16:30
料金: 一般400(290)円、高・大学生260(190)円、小・中学生60(50)円。
*( )内は30名以上の団体料金
休館: 月曜(祝日の場合は除く)、祝日の翌日。
私の目当ては登呂遺跡と隣接する芹沢けい介美術館の見学でした。美術館を設計したのはかの白井晟一。松濤博物館の設計者です。この建物が素晴らしい。芹沢の作品とともに石造りの外壁、ないし組天井のある内部空間に魅せられたことを覚えています。
「めぐるりアート静岡」
URL:http://megururi.net/2016/
会期:11月1日(火)〜11月20日(日)
「富士の山ビエンナーレ2016」
URL:http://fujinoyama-biennale.com
会期:10月28日(金)〜11月27日(日)
ほぼ同会期では市内で「めぐるりアート静岡」も行われています。また少し足を伸ばせば清水区や富士市などで「富士の山ビエンナーレ2016」も開催中です。いずれも入場は無料です。「めぐるりアート静岡」と「とろエンナーレ2016」の2会場のスタンプを集めると景品がプレゼント(先着順)される企画もあります。
富士山を背に、晩秋の光眩しい静岡の地で行われる「とろエンナーレ2016」。県内各地のイベントと合わせて出かけるのも良いかもしれません。
「とろエンナーレ2016」は登呂遺跡、登呂博物館で11月12日よりはじまります。
「とろエンナーレ2016」 登呂遺跡・登呂博物館
会期:2016年11月12日(土)~11月27日(日) 入場無料
時間:9:00~16:30
会場:登呂遺跡・登呂博物館
休館:無休。但し登呂博物館は11月14日(月)、21日(月)、24日(木)が休館。
料金:無料。
主催:静岡市
住所:静岡市駿河区登呂5-10-5(静岡市立登呂博物館)
交通:JR静岡駅南口22番線よりバス10分「登呂遺跡」行き終点下車。東名静岡ICから車で10分
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