都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
『コジコジ万博』 PLAY! MUSEUM
PLAY! MUSEUM
『コジコジ万博』
2022/4/23~7/10

PLAY! MUSEUMで開催中の『コジコジ万博』のプレス内覧会に参加してきました。
さくらももこ原作の漫画『コジコジ』は、メルヘンの国を舞台としながら、ナンセンスなギャグなどで人気を集め、アニメーション化されるなど世代を超えて愛されてきました。
そのコジコジを初めてテーマとした展覧会が『コジコジ万博』で、会場には漫画の原画からこま撮りアニメ、さらにはコジコジの世界を体感的に楽しめるインスタレーションが公開されていました。

「ギャグ50連発」
ゲートをくぐり抜けて最初に広がるのが「ギャグ50連発」とした空間で、巨大なコジコジが名言やギャグなどを話していました。またここではコジコジ以外のキャラクターもすがたを見せていて、漫画『コジコジ』の世界の中へと入り込んだかのようでした。

「コジコジと仲間たち」
「ギャグ50連発」に続くのが「コジコジと仲間たち」で、学校の教室をイメージした空間に、『コジコジ』に登場する24名のキャラクターが漫画原稿とともに紹介されていました。
それぞれのユニークな性格もさくらももこ自身の言葉について解説されていて、『コジコジ』を知っていても知らなくても楽しめるように工夫されていました。

特別アニメ「コジコジと次郎の不毛な会話」
コジコジの教室の先には特別アニメ「コジコジと次郎の不毛な会話」が映されていて、コジコジと次郎くんが歩きながら噛み合わない会話をするすがたをこま撮りにて表現していました。

特別アニメ「コジコジと次郎の不毛な会話」から人形
これはNHKキャラクターの「どーもくん」などで知られるアニメ制作スタジオドワーフが手がけたものので、初めて『コジコジ』がこま撮りとして映し出されました。またあわせて撮影に用いた人形も展示されていて、映像と見比べることもできました。

「エモーショナルフレンズヒーリングゾーン」
野外シネマをイメージしたヒーリングゾーンを抜けた先に広がるのが、今回の『コジコジ万博』の核心ともいえる「原画で読む名場面8」でした。

「原画で読む名場面8」
ここには「まほうの練習の巻」や「海水浴へ行こうの巻」などの『コジコジ』の8つの場面をすべて原稿にて紹介されていて、漫画のストーリーを原画にてたどることができました。原画ならではの繊細な色使いや筆触なども見どころではないでしょうか。

「ディスコ☆ポケット カウボーイ」
「ディスコ☆ポケット カウボーイ」はテレビアニメ『コジコジ』のエンディング映像に入り込めるインスタレーションで、 第1話〜第66話のエンディングテーマ曲である電気グルーヴ「ポケット カウボーイ」にあわせて踊ることもできました。

「物知りじいさんの湖」
130点の原画にじっくり見入りつつ、まるで万博のパビリオンが続くようなインスタレーションを楽しむような展示といえるかもしれません。また会場のあちこちからコジコジの声が聞こえてくるのも面白く感じました。

「ギャグ50連発」から
かわいらしく、すべてを笑いに優しく包み込んでいきながらも、時にシュールで既存の概念を覆していくような『コジコジ』の物語世界を存分に味わうことができました。

『コジコジ万博』会場入口
1時間毎の日時指定制が導入されました。あらかじめ入館時間をWEBにて予約する必要があります。
時間枠に空きがある場合のみ当日券も販売されますが、すでに土日については午前から夕方にかけて事前に完売する状況が続いています。当日券の販売の有無については公式ツイッターにてご確認ください。
Penオンラインでも展示の内容についてご紹介しました。
史上初めての開催!東京・立川のPLAY! MUSEUMへコジコジとゆかいな仲間たちに会いに行こう|Pen Online

『コジコジ万博』展示風景
原画以外の撮影も可能です。7月10日まで開催されています。
『コジコジ万博』 PLAY! MUSEUM(@PLAY_2020)
会期:2022年4月23日(土)~7月10日(日)
休館:会期中無休
時間:10:00~18:00
*入場は閉館の30分前まで
料金:一般1500円、大学生1000円、高校生800円、中・小学生500円、未就学児無料。
*日時指定制。立川割あり。
住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 2F
交通:JR立川駅北口・多摩モノレール立川北駅北口より徒歩約10分
『コジコジ万博』
2022/4/23~7/10

PLAY! MUSEUMで開催中の『コジコジ万博』のプレス内覧会に参加してきました。
さくらももこ原作の漫画『コジコジ』は、メルヘンの国を舞台としながら、ナンセンスなギャグなどで人気を集め、アニメーション化されるなど世代を超えて愛されてきました。
そのコジコジを初めてテーマとした展覧会が『コジコジ万博』で、会場には漫画の原画からこま撮りアニメ、さらにはコジコジの世界を体感的に楽しめるインスタレーションが公開されていました。

「ギャグ50連発」
ゲートをくぐり抜けて最初に広がるのが「ギャグ50連発」とした空間で、巨大なコジコジが名言やギャグなどを話していました。またここではコジコジ以外のキャラクターもすがたを見せていて、漫画『コジコジ』の世界の中へと入り込んだかのようでした。

「コジコジと仲間たち」
「ギャグ50連発」に続くのが「コジコジと仲間たち」で、学校の教室をイメージした空間に、『コジコジ』に登場する24名のキャラクターが漫画原稿とともに紹介されていました。
それぞれのユニークな性格もさくらももこ自身の言葉について解説されていて、『コジコジ』を知っていても知らなくても楽しめるように工夫されていました。

特別アニメ「コジコジと次郎の不毛な会話」
コジコジの教室の先には特別アニメ「コジコジと次郎の不毛な会話」が映されていて、コジコジと次郎くんが歩きながら噛み合わない会話をするすがたをこま撮りにて表現していました。

特別アニメ「コジコジと次郎の不毛な会話」から人形
これはNHKキャラクターの「どーもくん」などで知られるアニメ制作スタジオドワーフが手がけたものので、初めて『コジコジ』がこま撮りとして映し出されました。またあわせて撮影に用いた人形も展示されていて、映像と見比べることもできました。

「エモーショナルフレンズヒーリングゾーン」
野外シネマをイメージしたヒーリングゾーンを抜けた先に広がるのが、今回の『コジコジ万博』の核心ともいえる「原画で読む名場面8」でした。

「原画で読む名場面8」
ここには「まほうの練習の巻」や「海水浴へ行こうの巻」などの『コジコジ』の8つの場面をすべて原稿にて紹介されていて、漫画のストーリーを原画にてたどることができました。原画ならではの繊細な色使いや筆触なども見どころではないでしょうか。

「ディスコ☆ポケット カウボーイ」
「ディスコ☆ポケット カウボーイ」はテレビアニメ『コジコジ』のエンディング映像に入り込めるインスタレーションで、 第1話〜第66話のエンディングテーマ曲である電気グルーヴ「ポケット カウボーイ」にあわせて踊ることもできました。

「物知りじいさんの湖」
130点の原画にじっくり見入りつつ、まるで万博のパビリオンが続くようなインスタレーションを楽しむような展示といえるかもしれません。また会場のあちこちからコジコジの声が聞こえてくるのも面白く感じました。

「ギャグ50連発」から
かわいらしく、すべてを笑いに優しく包み込んでいきながらも、時にシュールで既存の概念を覆していくような『コジコジ』の物語世界を存分に味わうことができました。

『コジコジ万博』会場入口
1時間毎の日時指定制が導入されました。あらかじめ入館時間をWEBにて予約する必要があります。
時間枠に空きがある場合のみ当日券も販売されますが、すでに土日については午前から夕方にかけて事前に完売する状況が続いています。当日券の販売の有無については公式ツイッターにてご確認ください。
Penオンラインでも展示の内容についてご紹介しました。
【新着】史上初めての開催!東京・立川のPLAY! MUSEUMへコジコジとゆかいな仲間たちに会いに行こう https://t.co/QlICw23xbb
— Pen Magazine (@Pen_magazine) May 11, 2022
史上初めての開催!東京・立川のPLAY! MUSEUMへコジコジとゆかいな仲間たちに会いに行こう|Pen Online

『コジコジ万博』展示風景
原画以外の撮影も可能です。7月10日まで開催されています。
『コジコジ万博』 PLAY! MUSEUM(@PLAY_2020)
会期:2022年4月23日(土)~7月10日(日)
休館:会期中無休
時間:10:00~18:00
*入場は閉館の30分前まで
料金:一般1500円、大学生1000円、高校生800円、中・小学生500円、未就学児無料。
*日時指定制。立川割あり。
住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 2F
交通:JR立川駅北口・多摩モノレール立川北駅北口より徒歩約10分
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