◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

外国映画の日本語字幕について。

2007-01-20 11:28:56 | ちゃんとしゃべれ!変な日本語
 先月25日にでじたる書房から電子書籍を出し、同時にそこのライターズブログを書き始めたのですが、写真を載せたのは31日からで、スタートしたときは写真なしでした。写真を掲載できることに気づかなかったからです。「msnとYahooは写真も掲載できる」と書いたのはそういうわけで、掲載できることを知っていたら、「msnとYahooは」とは書きません。
 先日、あるテレビ番組に、外国映画の字幕でとても有名な人が出演して翻訳裏話を披露していらっしゃったのですが、各シーンぶつ切りで、必ずしも上映される順に来るわけではないということでした。そういうこともあるのかぁと思い、「ちゃんとしゃべれ!」の中で「彼女が中にいます」と「彼女は中にいます」の違いについて書いたことを思い出しました。
 「外に女性が倒れていて、彼女を助けに来たヒーローは敵と戦いながらその場から徐々に離れていく。その間に仲間が女性を中に連れて入り、介抱する。ヒーローが、ようやく敵を倒し、女性の倒れていた場所に戻ってくる。そこへ先ほどの仲間が駆け寄り、ヒーローに声をかける、『彼女が中にいます』・・・これはおかしい。『彼女は中にいます』でなければならない」。
 こう書いたのですが、ピンと来ましたか? 敵を倒したヒーローが戻ってきたところのフィルムが先に翻訳者の元に届き、ヒーローが、実は、その場にさっきまでいたのだけれども、敵と戦うために離れたのだということを知らなかったのかもしれないわけで、知らずに翻訳すれば「彼女が」で、「彼女は」とすることはできないでしょう。ふぅーむ。

 ばんざーい、年末にジョージアのキャンペーンがあり、私のラッキーナンバーで応募したら当たりました。懸賞に応募すること自体が随分久しぶりですが、当たるというのがすごい! 年賀状を早く出して郵便局からお肉をもらって以来だから、7~8年ぶりではないでしょうか。「治納由気」効果かなー。「ちゃんとしゃべれ! あなたの日本語 ここが変だから直してください」を出すに当たり、よい画数のペンネームを持とうと思い、画数を先に決めて漢字を選択したのですが、思わぬところで効果が出た!?
 それにしてもすごいですねぇ、本当に小さなテレビですよ。そして、うちはまだ地デジ対応ではないので、テレビより少し遅れるというところがまた面白いですねぇ。地デジも、地域によって受信するタイミングにずれがあり、そのせいで時報が放送できなくなったという話を聞きましたが、まさにそれを見たわけで、アナログがデジタルになっていろいろ便利になる反面、できなくなることもあるのだなぁと実感しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする