今日も無事、明日も無事
3月14日に「高知空港でANA機が胴体着陸、乗客の無事は」という変てこなテロップについて書いたのですが、15日の夜、変なナレーションを聞きました。「金属バットで殴られて意識不明の重体になったが、無事、一命を取り留め、今は元気に」って・・・? 意識不明の重体という大変な事態になったのに、ここで「無事」が出てくるのは幾ら何でもおかしくありませんか。このナレーションに限らず、事故や事件の報道で「無事」はしょっちゅう出てきて、果たしてそれを「無事」と言えるのだろうかと疑問に感じることがよくあります。無事とヘルシーは本当だったためしがない、というと言いすぎでしょうか。
「無事」とは、事なきを得る、変わったことはない、病気をしない、けがをしない、大きなミスがない、こういう意味ですが、事故で大破した車から救出された人がストレッチャーに乗せられ、見れば血だらけ、大けがをしているらしいことは分かる、それでも「今、無事に助け出されました」と言うのですから、あれだけ出血していて無事なわけないだろうと思うのは私だけではないと思うのですが、いかがですか。「無事」という言葉の意味が混乱してきているのでしょうか、挙げ句の果てに「乗客の無事は」なんていうのまで飛び出して、このままいくとどうなるのか・・・「銀行強盗はモデルガンを使い、無事、1億円強奪することに成功されました」なんちゃって。
それはそうと、先月の銀行強盗、実は、初犯ではなく、9年前にも銀行強盗をやっていたことが判明したのですが、それについてはすでに時効が成立しているそうです。旧石川銀行野々市南支店に入った強盗と手口が似ていたので追及したところ自白したようですが、犯人は、前の事件が時効になり、きっと今度もうまくいくと思ったのでしょう。強奪したお金ですぐに高級ギターを買っていますからね、そうまでして欲しかったのか?
3月14日に「高知空港でANA機が胴体着陸、乗客の無事は」という変てこなテロップについて書いたのですが、15日の夜、変なナレーションを聞きました。「金属バットで殴られて意識不明の重体になったが、無事、一命を取り留め、今は元気に」って・・・? 意識不明の重体という大変な事態になったのに、ここで「無事」が出てくるのは幾ら何でもおかしくありませんか。このナレーションに限らず、事故や事件の報道で「無事」はしょっちゅう出てきて、果たしてそれを「無事」と言えるのだろうかと疑問に感じることがよくあります。無事とヘルシーは本当だったためしがない、というと言いすぎでしょうか。
「無事」とは、事なきを得る、変わったことはない、病気をしない、けがをしない、大きなミスがない、こういう意味ですが、事故で大破した車から救出された人がストレッチャーに乗せられ、見れば血だらけ、大けがをしているらしいことは分かる、それでも「今、無事に助け出されました」と言うのですから、あれだけ出血していて無事なわけないだろうと思うのは私だけではないと思うのですが、いかがですか。「無事」という言葉の意味が混乱してきているのでしょうか、挙げ句の果てに「乗客の無事は」なんていうのまで飛び出して、このままいくとどうなるのか・・・「銀行強盗はモデルガンを使い、無事、1億円強奪することに成功されました」なんちゃって。
それはそうと、先月の銀行強盗、実は、初犯ではなく、9年前にも銀行強盗をやっていたことが判明したのですが、それについてはすでに時効が成立しているそうです。旧石川銀行野々市南支店に入った強盗と手口が似ていたので追及したところ自白したようですが、犯人は、前の事件が時効になり、きっと今度もうまくいくと思ったのでしょう。強奪したお金ですぐに高級ギターを買っていますからね、そうまでして欲しかったのか?