◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

高所平気症、私も平気だけど。

2007-09-08 21:44:14 | いろいろあれこれ
                       慎重に慎重に
 高所恐怖症の人は、子どものときに親が高い所で怖がっている姿を見て自分も怖くなり、そのまま高所恐怖症になったんだという話を聞いたことがあります。恐怖心というものは人から人へ伝染しますからね、ましてや、親から子どもへというのは当然といえば当然、ストレートに恐怖心が伝染するのはしかたありません。私は、高い所もジェットコースターもへっちゃら、ぐるぐる回るジェットコースターに10回ぐらい続けて乗って、係員さんから「もうやめたほうがいいですよ」と言われたほどです。ん? そういえば、頭痛がするなぁ、けっこう揺れるし、頭に衝撃が来てるよぉ、んじゃ、次はほかのにするか、なんてこともありました。
 最近よく耳にする「高所平気症」ですが、高層マンションに住んでいる子どもが、文字どおり高所が平気、ちっとも怖くない、高所の危険性も感じない、危険性を感じていればやらないようなことをやってしまう、それで高所から転落してしまうというわけで、恐怖心が薄ければいいというものでもないようです。私も「高所平気」ですが、「高所平気症」ではありません。以前にも危険予測と防止ということを書きましたが、危険だと感じることは必要で大切なことですね。また、危険だと感じるからこそ防止しようという気持ちが出てきます。かずら橋など、下手したらスポッと足を落としそうですから、真ん中をほいほいっと、だけど、踏み外さないようにちゃんと足元を見て渡りましたよ。
 四国に入るときと出るとき、海峡に架かる美しい橋を幾つも渡りました。鳴門の渦潮の真上でガラスの上に立ったときはちょっぴりぞくぞくっとしましたが、工事やメンテナンスの関係者は高所での作業を日常的にやってらっしゃるでしょうから平気でしょう。けれど、それは十分な安全対策を立てて危険防止をしたうえでのことですからね。私は、何となく「平気症」という言葉に対して違和感がありますが、さりとて、高所危険鈍感・・・高所危険行動・・・高所無謀・・・うむむぅ~、代案は思いつきません( ̄∩ ̄)。
コメント
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