落ちたのではありませぬ
夕方、頂き物のバウムクーヘンを食べながら、1週間ぶりにコーヒーを飲みました。いいかほり~~~(^・・^)ホグホグ。さて、今日は、一昨日の記事に出てきた「ここに落ちたら二度と助からない」についてもうちょっと詳しく書きます。20~30代の人の中には、「二度と」を正しく使えない人がけっこういるのですよ( ̄‐ ̄)。
目の前に「これは、落ちたら助からないなぁ~」と思うような穴があって、そういう穴を見ながら「ここに落ちたら二度と助からないですねぇ」と言った、というわけですが、この場合、正しくは、「ここに落ちたら二度と這い上がれない」「ここに落ちたら二度と地上に戻れない」もしくは「ここに落ちたら助からない」です。「ここに落ちたら」と「二度と助からない」は合いません。
例えば、大病をして、「再発したら二度と助からない」というのは、1回めは助かったけれど、再発したら再び助かる確率は非常に低い、ということですね。つまり、前に経験したのと同じというのが前提で、この人が事故で瀕死の状態になっても「二度と助からない」とは言いません。「二度と来るな」は、1回(今回)来たのですね、で、けんかでもしたのでしょうか、「再びここに来ることは許さん!」というわけです。穴に落ちる前は地上のA地点にいたわけで、「二度と」と言ったら、再びA地点に戻ることはないということを言うのが自然なのです。
また、「溶鉱炉に落ちたら二度と助からない」という言い方もありえません。「二度と助からない」は「再び助かることはない」ですからね。溶鉱炉に落ちて助かった経験がある人なんていないでしょう? ターミネーターだって溶けるんですから(^^;)。つまり、「ここに落ちたら助からない」といわれているような穴に落ちて助かった人はいない、いないから、「二度と助からない」ではなく、「助からない」なのです。
さて、だれか(Aさん)が落ちたと仮定して、「ここに落ちたら」と聞いて、Aさんがここに落ちたのは何回めだと思いますか? 初めてですか? 2回めですか? ここがポイントです(^^)。過去に何度かそういう事故があったとしても、Aさんがここに落ちたのは初めてなのです。そして、当然、助かりません。だって、「ここ」は落ちたら助からない穴なのですから。初めてなのに「二度と助からない」とは言えませんね。
それから、「彼は、前にも大きな穴に落ちて、瀕死の状態から生還したことがあるけれど、さすがにこんな穴に落ちたら今度こそ助からないだろう」ということなら、それを知らせたうえで「ここに落ちたら、さすがの彼でも二度と助からないだろう」と言う、これはないこともないのですが、限定的で、事前の説明があって初めて言えることですね(^^)/。
夕方、頂き物のバウムクーヘンを食べながら、1週間ぶりにコーヒーを飲みました。いいかほり~~~(^・・^)ホグホグ。さて、今日は、一昨日の記事に出てきた「ここに落ちたら二度と助からない」についてもうちょっと詳しく書きます。20~30代の人の中には、「二度と」を正しく使えない人がけっこういるのですよ( ̄‐ ̄)。
目の前に「これは、落ちたら助からないなぁ~」と思うような穴があって、そういう穴を見ながら「ここに落ちたら二度と助からないですねぇ」と言った、というわけですが、この場合、正しくは、「ここに落ちたら二度と這い上がれない」「ここに落ちたら二度と地上に戻れない」もしくは「ここに落ちたら助からない」です。「ここに落ちたら」と「二度と助からない」は合いません。
例えば、大病をして、「再発したら二度と助からない」というのは、1回めは助かったけれど、再発したら再び助かる確率は非常に低い、ということですね。つまり、前に経験したのと同じというのが前提で、この人が事故で瀕死の状態になっても「二度と助からない」とは言いません。「二度と来るな」は、1回(今回)来たのですね、で、けんかでもしたのでしょうか、「再びここに来ることは許さん!」というわけです。穴に落ちる前は地上のA地点にいたわけで、「二度と」と言ったら、再びA地点に戻ることはないということを言うのが自然なのです。
また、「溶鉱炉に落ちたら二度と助からない」という言い方もありえません。「二度と助からない」は「再び助かることはない」ですからね。溶鉱炉に落ちて助かった経験がある人なんていないでしょう? ターミネーターだって溶けるんですから(^^;)。つまり、「ここに落ちたら助からない」といわれているような穴に落ちて助かった人はいない、いないから、「二度と助からない」ではなく、「助からない」なのです。
さて、だれか(Aさん)が落ちたと仮定して、「ここに落ちたら」と聞いて、Aさんがここに落ちたのは何回めだと思いますか? 初めてですか? 2回めですか? ここがポイントです(^^)。過去に何度かそういう事故があったとしても、Aさんがここに落ちたのは初めてなのです。そして、当然、助かりません。だって、「ここ」は落ちたら助からない穴なのですから。初めてなのに「二度と助からない」とは言えませんね。
それから、「彼は、前にも大きな穴に落ちて、瀕死の状態から生還したことがあるけれど、さすがにこんな穴に落ちたら今度こそ助からないだろう」ということなら、それを知らせたうえで「ここに落ちたら、さすがの彼でも二度と助からないだろう」と言う、これはないこともないのですが、限定的で、事前の説明があって初めて言えることですね(^^)/。