無理せんといてやぁ
日本語の誤りは、まず、スーパースプレッダーによってあっという間に放送業界内に広まり、一般の人にもすぐに感染し、短期間にみんなが同じパターンになってしまいます。一斉にみんな同じ言い方をするようになるので慣れてしまい、気づきにくいのですが、今、私が気になっているのは、「これまでで最も波乱なロケ」といった言い方です。
これは、いろいろ波乱があった、これまで経験した中で最も大変なロケだった、ということを言っているようなのですが、どこが誤りなのか分かりますか? え、分からない? う~ん、分からないようなら、あなたも完全にこのパターンがうつってしまっているということですよ。(ーー;)マズイヨ
「波乱」は名詞であり、形容動詞ではありません。形容動詞は、「静かだ」「きれいだ」「大変だ」など、終止形が「~だ」、後に何か名詞が続く場合、「静かな時間」「きれいな花」「大変なロケ」というように「~な」となります。「波乱なロケ」というのは、まるで「波乱だ」という形容動詞があるかのような言い方ですが、それはないのですから、「波乱なロケ」という言い方はありえないのです。
「波乱万丈」「大波乱」「波乱を巻き起こす」「波乱に富んだ一生」「波乱の幕開き」というように、「波乱」、つまり、名詞ですから、言い切りの形は「波乱だ」ではなく「波乱」です。そして、後に名詞が続く場合、助詞「の」が付いて「波乱の~」となるのが正しい形です。「波乱な」ではありません。
では、「これまでで最も波乱なロケ」を正しい日本語で言うとどうなるでしょうか。「これまでで最も大変なロケ」「これまでで最も苦労したロケ」「これまでで最も振り回されたロケ」「これまでで最も波乱があったロケ」「これまでで最も大変だった波乱のロケ」といったところでしょうか。( ̄~ ̄)ウーム
日本語の誤りは、まず、スーパースプレッダーによってあっという間に放送業界内に広まり、一般の人にもすぐに感染し、短期間にみんなが同じパターンになってしまいます。一斉にみんな同じ言い方をするようになるので慣れてしまい、気づきにくいのですが、今、私が気になっているのは、「これまでで最も波乱なロケ」といった言い方です。
これは、いろいろ波乱があった、これまで経験した中で最も大変なロケだった、ということを言っているようなのですが、どこが誤りなのか分かりますか? え、分からない? う~ん、分からないようなら、あなたも完全にこのパターンがうつってしまっているということですよ。(ーー;)マズイヨ
「波乱」は名詞であり、形容動詞ではありません。形容動詞は、「静かだ」「きれいだ」「大変だ」など、終止形が「~だ」、後に何か名詞が続く場合、「静かな時間」「きれいな花」「大変なロケ」というように「~な」となります。「波乱なロケ」というのは、まるで「波乱だ」という形容動詞があるかのような言い方ですが、それはないのですから、「波乱なロケ」という言い方はありえないのです。
「波乱万丈」「大波乱」「波乱を巻き起こす」「波乱に富んだ一生」「波乱の幕開き」というように、「波乱」、つまり、名詞ですから、言い切りの形は「波乱だ」ではなく「波乱」です。そして、後に名詞が続く場合、助詞「の」が付いて「波乱の~」となるのが正しい形です。「波乱な」ではありません。
では、「これまでで最も波乱なロケ」を正しい日本語で言うとどうなるでしょうか。「これまでで最も大変なロケ」「これまでで最も苦労したロケ」「これまでで最も振り回されたロケ」「これまでで最も波乱があったロケ」「これまでで最も大変だった波乱のロケ」といったところでしょうか。( ̄~ ̄)ウーム