イカに乗るか
「相棒」season13が始まりましたね、水曜日が楽しみ(⌒・⌒)。だけど、やはり気になるものは気になるわけで・・・。けなされているのに「恐縮です」と言う右京、梨元勝じゃあるまいに。「みすみす見殺しにはしませんよ」と言った甲斐享、くどい! 「万死にあたいする」と言った犯人、ここはぜひとも「万死に当たる」と言ってほしい。
北陸朝日放送は随分前のをちょこちょこ再放送してくれて、米沢さんや芹沢刑事の髪型が違っていたり、右京さんのしゃべり方がやけにスローだったり、面白いですよ。ちょっと前に「相棒」season4#5「悪魔の囁き」が放送されたのですが、「人は、いかに悪の魅力から回避できるか」という右京のセリフ、脚本は須藤泰司が砂本量の後を引き継いで書いたようで、どちらが書いたのかはっきりしませんが、いけませんねぇ、右京さんにこんなあほなことを言わせては( ̄д ̄)!
「いかに」は、「どんなふうに」という意味の副詞、「いかに~するか」が基本で、「いかに回避できるか」とは言いません。「いかに回避するか」「いかにして回避するか」と言うものです。もっと易しい言い方なら「どうやって回避するか」ですよね、「どうやって回避できるか」なんて言わないでしょ? 「回避できるか」なら「どうしたら回避できるか」です。そして、それは「いかにすれば回避できるか」です。ということは、「人は、いかにすれば悪の魅力から回避できるか」でしょうか。
いいえ( ̄_ ̄)。「回避」の意味をよく考えてみてください。「衝突を回避する」というように、「回避」とは、そのまま進むと悪い状態になるのでそれを避けること。「~を避ける」ですから、「~から回避する」「~から回避できる」とは言いません。では、「人は、いかにすれば悪の魅力を回避できるか」でしょうか?
いいえ( ̄_ ̄)。そのまま進むと悪い状態になるのでそれを避ける・・・悪い状態になる、衝突する、衝突を避ける、衝突を回避する・・・そのまま進むと悪の魅力・・・? 何か足りませんね、少し補完して「人は、いかにすれば悪の魅力の虜(とりこ)になることを回避できるか」でしょうか。やや長くなりますが、こう言うしかないですね。もっと簡潔に言うなら「人は、いかにすれば悪の魅力から逃れられるか」ですが(^・^)。
「いかに~」は、「いかにうまく切り抜けるか」「いかに美しく見せるか」「いかに多く獲得するか」というように、たまに見たり聞いたりする表現であり、決して難しいものではありません。それでも、「いかに早く信頼を取り返すことができるかどうか」「いかにお客様に満足を得られるか」「いかに私と一緒にいると楽しいよというのを」など、やはりおかしな例に出くわします。
「いかに~どうか」は、小倉智昭の「どこまで姿勢を正してやっていけるかどうか」と同じパターンで、最後の「どうか」が余計です。あと二つは、「いかにお客様を満足させるか」もしくは「いかにお客様に満足していただくか」、「いかに私と一緒にいると楽しいかというのを」です。しかしまぁ、「いかに楽しいよ」って( ̄д ̄)!
「いかに自分の蓄えで老後をどうするかという気持ちはあります」なんていうややこしい例まであります。「いかに~どうするか」って、どんなふうに、どうするか、ですか? おかしいでしょ!? 話し手は40代の独身女性で、多分、「いかにして自分の蓄えで老後を暮らしていくか、老後どうするか今からちゃんと考えよう、という気持ちはあります」と言おうとしたのでしょう┐( ̄д ̄)г。
そういえば、安めぐみも「いかにどう○○とつきあっていくか」と言っていましたが、「いかに自分の蓄えで老後をどうするか」よりひどい。「いかに」と言った直後に「どう」ですからねぇ( ̄д ̄)! どんなふうに、どう○○とつきあっていくか、ですよ、変だと気づかないの? それに、「いかに」ですから、どうせなら「いかにうまく○○とつきあっていくか」と言ってほしいなぁ。
あ、思い出した、田中大貴アナも「いかにオランダがどういったチームなのか分かったと思いますが」と言っていましたね。「いかに」なんて言わなければいいのに、「いかに~」とだれかが言ったのを聞いたことがあって自分も言ってみたのでしょう。でも、その後どういう言葉を続けるのかは知らないのですね( ̄д ̄)! 知らないで言っているのですね、アナウンサーなのに┐( ̄д ̄)г。
余談ですが、このごろの「世にも奇妙な物語」は想像どおりのラストを迎えるので意外性がなくて、ほんと、面白くないったらo(`д´)o!
「相棒」season13が始まりましたね、水曜日が楽しみ(⌒・⌒)。だけど、やはり気になるものは気になるわけで・・・。けなされているのに「恐縮です」と言う右京、梨元勝じゃあるまいに。「みすみす見殺しにはしませんよ」と言った甲斐享、くどい! 「万死にあたいする」と言った犯人、ここはぜひとも「万死に当たる」と言ってほしい。
北陸朝日放送は随分前のをちょこちょこ再放送してくれて、米沢さんや芹沢刑事の髪型が違っていたり、右京さんのしゃべり方がやけにスローだったり、面白いですよ。ちょっと前に「相棒」season4#5「悪魔の囁き」が放送されたのですが、「人は、いかに悪の魅力から回避できるか」という右京のセリフ、脚本は須藤泰司が砂本量の後を引き継いで書いたようで、どちらが書いたのかはっきりしませんが、いけませんねぇ、右京さんにこんなあほなことを言わせては( ̄д ̄)!
「いかに」は、「どんなふうに」という意味の副詞、「いかに~するか」が基本で、「いかに回避できるか」とは言いません。「いかに回避するか」「いかにして回避するか」と言うものです。もっと易しい言い方なら「どうやって回避するか」ですよね、「どうやって回避できるか」なんて言わないでしょ? 「回避できるか」なら「どうしたら回避できるか」です。そして、それは「いかにすれば回避できるか」です。ということは、「人は、いかにすれば悪の魅力から回避できるか」でしょうか。
いいえ( ̄_ ̄)。「回避」の意味をよく考えてみてください。「衝突を回避する」というように、「回避」とは、そのまま進むと悪い状態になるのでそれを避けること。「~を避ける」ですから、「~から回避する」「~から回避できる」とは言いません。では、「人は、いかにすれば悪の魅力を回避できるか」でしょうか?
いいえ( ̄_ ̄)。そのまま進むと悪い状態になるのでそれを避ける・・・悪い状態になる、衝突する、衝突を避ける、衝突を回避する・・・そのまま進むと悪の魅力・・・? 何か足りませんね、少し補完して「人は、いかにすれば悪の魅力の虜(とりこ)になることを回避できるか」でしょうか。やや長くなりますが、こう言うしかないですね。もっと簡潔に言うなら「人は、いかにすれば悪の魅力から逃れられるか」ですが(^・^)。
「いかに~」は、「いかにうまく切り抜けるか」「いかに美しく見せるか」「いかに多く獲得するか」というように、たまに見たり聞いたりする表現であり、決して難しいものではありません。それでも、「いかに早く信頼を取り返すことができるかどうか」「いかにお客様に満足を得られるか」「いかに私と一緒にいると楽しいよというのを」など、やはりおかしな例に出くわします。
「いかに~どうか」は、小倉智昭の「どこまで姿勢を正してやっていけるかどうか」と同じパターンで、最後の「どうか」が余計です。あと二つは、「いかにお客様を満足させるか」もしくは「いかにお客様に満足していただくか」、「いかに私と一緒にいると楽しいかというのを」です。しかしまぁ、「いかに楽しいよ」って( ̄д ̄)!
「いかに自分の蓄えで老後をどうするかという気持ちはあります」なんていうややこしい例まであります。「いかに~どうするか」って、どんなふうに、どうするか、ですか? おかしいでしょ!? 話し手は40代の独身女性で、多分、「いかにして自分の蓄えで老後を暮らしていくか、老後どうするか今からちゃんと考えよう、という気持ちはあります」と言おうとしたのでしょう┐( ̄д ̄)г。
そういえば、安めぐみも「いかにどう○○とつきあっていくか」と言っていましたが、「いかに自分の蓄えで老後をどうするか」よりひどい。「いかに」と言った直後に「どう」ですからねぇ( ̄д ̄)! どんなふうに、どう○○とつきあっていくか、ですよ、変だと気づかないの? それに、「いかに」ですから、どうせなら「いかにうまく○○とつきあっていくか」と言ってほしいなぁ。
あ、思い出した、田中大貴アナも「いかにオランダがどういったチームなのか分かったと思いますが」と言っていましたね。「いかに」なんて言わなければいいのに、「いかに~」とだれかが言ったのを聞いたことがあって自分も言ってみたのでしょう。でも、その後どういう言葉を続けるのかは知らないのですね( ̄д ̄)! 知らないで言っているのですね、アナウンサーなのに┐( ̄д ̄)г。
余談ですが、このごろの「世にも奇妙な物語」は想像どおりのラストを迎えるので意外性がなくて、ほんと、面白くないったらo(`д´)o!