佐伯地区の所山から助藤に向かう途中の小瀬川支流大虫川渓谷にある滝で、梅雨時期でもあり水量が多く水しぶきをあげ豪快な水音をたてている。県道からは遊歩道が整備(一部崩壊)されているが、深山幽谷の地にはマッチしていないようである。
大野地区の大国新開護岸にある護美大明神の鳥居で、なぜか厳島神社の方向に向いている。立小便禁止の鳥居マークと同じようにゴミの不法投棄の抑止効果を期待したものであろうか。周辺にはゴミの不法投棄はみられなかった。
昨夜行われた祭りで地元では「ジュウシチヤ・オカゲンサン」などといわれている旧暦6月17日に行なわれる王朝絵巻を再現する祭礼で、厳島神社最大の祭りである。本殿から御神体を乗せた御座船は大鳥居をくぐって対岸の火立岩を経由し、外宮地御前神社に至り雅楽を奏し神事を行なって、長浜神社、大元神社、火焼前、客神社前を経由して本殿に還御する優雅華麗な祭礼である。
地御前は漁業の盛んな地であり「地御前かき」は良く知られ、現在30数軒の牡蠣養殖業者が地御前漁港を拠点に生産している。大正頃に築造された石積みの防波堤や石雁木(消滅)などが残されていたが、現在は係船施設が整備されてレジャー船港かと思うような変わりようである。
大野地区にある宮浜温泉の源泉は従来のものが枯渇したために平成5年現在地にボーリングしたものである。1,400m地下の花崗岩層から湧出しているもので泉質は単純弱放射能・低張性弱アルカリ性温泉ということである。
極楽寺山の蛇の池から流れる谷川にある小さな滝で、あまり知られていない滝である。昔は荒れた山道を辿っていたが、現在は自然遊歩道として整備されており容易に見物することが出来る。梅雨時期であり水量が多く滝らしく水しぶきをあげて流れている。