『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

草葺屋根の棟飾り

2009年11月30日 | 「佐伯地区」ぶらり


浅原地区にある安井家住宅の屋根の棟部分の葺き替えが行われていることを以前紹介したが作業は終わって棟飾りが取り付けてあった。
棟飾りは棟の上に馬乗り型の茅束を波鉄板で巻いたものを九ケ所のせてその上に横竹を渡している。以前これを原地区で屋根葺きをされている人からサル・カラスドマリと聞いたことがある。馬乗り型は奇数とし地方によっていろいろな呼び方があるようだ。

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ゴンズイの実

2009年11月29日 | 「廿日市地区」ぶらり


極楽寺廿日市参道の宮島サービスエリア上の展望所の脇に果実が紅色に熟し割れて中から光沢のある黒色の種子がのぞいているきれいな実があり、ネットで調べてみるとゴンズイとのことであった。
ゴンズイの珍しい名前には諸説あるようで、材が脆くて役に立たず同じように食べられず役に立たない魚のゴンズイからきているという説や、熊野権現の守札をつける杖に使うことから、ゴンズイ(権現杖のなまり?)の名がでたという説などがあるようである。

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ヒヨドリジョウゴの実

2009年11月28日 | 「廿日市地区」ぶらり


極楽寺廿日市参道を登っていると赤い実が沢山付いたツル性の植物が群生しており、ネットで調べてみるとヒヨドリジョウゴのようである。
名前の由来は実が赤く熟すころ鵯(ひよどり)が好んで食べるので、鵯(ひよどり)上戸(じょうご)と名づいたようである。赤い実はおいしそうであるが神経毒であるソラニンを含んでいとのことで、たくさん食べると中毒する可能性があるようだ。

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めがひらスキー場の今

2009年11月27日 | 「吉和地区」ぶらり


暖かい日が続いているが標高1082.5mの女鹿平山山麓にある「めがひらスキー場」ではゲレンデに人工雪の造雪作業が行われており山上から白い帯が続いている。
吉和の山々は紅葉で錦色に染まっているが来月5日の開業に向けて作業が行われているようである。昨年は11月22日に開業しており今年も21日の予定であったようであるがこのところの暖冬気味で延期されたようである。

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山代街道-亀尾川峠(市野峠)

2009年11月26日 | 「佐伯地区」ぶらり


山代街道の芸州藩と長州藩の国境いである亀尾川峠で、中世、近世にわたって長年国境いの争論があったところである。
江戸初期の承応2年(1653)に大洪水で津和野街道が破損した時には、参勤交代で江戸に向かう津和野藩主亀井氏がこの山代街道を通って廿日市に向かったようである。昭和37年の廿日市土木出張所管内地図には市野峠(標高429m)と記されている。

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山代街道-亀尾川

2009年11月25日 | 「廿日市市周辺部」ぶらり


山代街道は津和野街道の津田十王堂から分岐して浅原市野地区を通って、芸州藩と長州藩の国境いを過ぎて亀尾川、秋掛、本郷を経由して萩城下に通じた街道で「山代道」「奥往来」とも呼ばれていたようである。
県境を越えた亀尾川(現岩国市美和町亀尾川)付近で山代街道の名残りを留めた田舎道で、少し手前側にはかつて国境いの長州藩関所があったようである。

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烏瓜の実

2009年11月24日 | 「廿日市地区」ぶらり


原地区で落葉した梅の枝に烏瓜のつるがからみついて朱色の熟した実が三個ついていた。
朱色の実を烏が好んで食べるので「烏瓜」というそうで、夏の夜にレース飾りのある白いきれいな花が咲くようであるが、是非見てみたいものである。
実の中には無数の黒い種がありその形が打ち出の小槌に似ているというので,縁起の良い種子と言われているようである。

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原たくみの会作品展

2009年11月23日 | 「廿日市地区」ぶらり


原地区にある橋本集会所において原地区で製作活動をされている「原たくみの会」の作品展が昨日と本日16時まで開催されている。
斬新なアイデアで作られた轆轤細工、繊細に彫り込まれた宮島彫り、器、花器などさまざまな陶芸作品、瀬戸内を描いた絵画などが展示されている。

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津和野街道の道しるべ碑 2

2009年11月22日 | 「廿日市地区」ぶらり


宮内公民館前庭に移転建立されている旧津和野街道の道しるべ碑で、この石碑は砂原大橋のたもとにあったものである。
この石碑には右石州道、左九州道と刻されている。昨日紹介したが御手洗川の急カーブの所にあった公式の津和野街道分岐点は災害などで何度も位置が変わっていたために、砂原土橋たもとから的場を経由する津和野街道のバイパス道が造られていたものとみられる。

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津和野街道の道しるべ碑

2009年11月21日 | 「廿日市地区」ぶらり


宮内地区を通る県道30号線から大野方面に向かう畑口橋三叉路交差点の脇に移転建立されている旧津和野街道の道しるべ碑である。
石碑中央には南無阿弥陀仏、右側には右ハ石州道、左側には左ハ九州道と刻されている。御手洗川の急カーブの所にあったかつての津和野街道分岐点は災害などで何度も位置が変わっていたことが記されており、どこの位置にあったものかは定かでない。

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正覚院の梵鐘

2009年11月20日 | 「廿日市地区」ぶらり


天神山にある正覚院の鐘楼に架かる梵鐘で、廿日市の鋳物師山田貞運が天明6年(1786)に鋳造したものである。
梵鐘の下部分で中帯といわれる部分にみられる文様は唐草文と花文が鋳出されている。管見のかぎり山田貞運の作品はこれのみであり、これ以降の山田氏作品は少なく廿日市鋳物師の終末期を迎えるのである。

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5代目桜島大根の今

2009年11月19日 | その他


5代目桜島大根の苗を間引いて5株がすくすくと育っている。昨年は1株があおくび大根との交配で太く長いものが出来たが今年はどのような性質を受け継いだ桜島大根が出来るのか楽しみである。
気候や土壌の関係かあおくび大根の方が美味しいと見向きもされず、ただ観賞用の栽培となっている。

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洞雲寺周辺の今

2009年11月18日 | 「廿日市地区」ぶらり


廿日市駅北土地区画整理事業に伴う洞雲寺周辺の移り変わりについて何度か紹介しているが、一昨日訪れてみると門前向側の山が掘削され始めていた。
この山は俗称向山といわれ明治24年に梅や桜の木を植えて公園化し、同年4月11日に開園式を行い洞仙園(又は雲龍園か)と呼ばれていたようである。

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皇帝ダリアが見ごろ

2009年11月17日 | 「廿日市地区」ぶらり


上平良地区の国道433号線沿いの河野原川向側の畑にずらりと植えられた皇帝ダリアが紫をおびたピンク色の花をつけ満開で見ごろである。
皇帝ダリアは日が短くなり霜が降りる前までの時期に開花するようで、背丈が高く支柱がないと倒れそうである。

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厳島神社奉納絵馬-曳馬の図

2009年11月16日 | 「宮島地区」ぶらり


厳島神社の回廊など各所にはかつて奉納された数多くの絵馬がかつて掲額されていたが、現在はその一部が千畳閣に掲げてある。
この絵馬は元文2年(1737)に描かれたものであるが剥落で絵師の名前は不明の「曳馬の図」で、祭礼の行列であろうか神馬の口取り綱を左右の二人で曳いている図である。この絵馬は大坂や江戸在住の商人とみられる人達が願主となっている。

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