『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

梅雨太郎

2019年06月30日 | 「廿日市地区」ぶらり

 

 

 


梅雨の合間に岩の隙間にいるという梅雨太郎さんに会いに行ったが見ることが出来なかった。江戸期の地誌には「・・・石罅に雙蛇を栖しむ、梅雨の後、去て見えず、此石犯すものは祟ありといふ」とある。
近くには梅雨太郎水と称する湧水がある。子供の頃この付近は田んぼが作られており田の畔を通って清水を飲みに行ったものであるが・・・

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天満神社-一の狛犬

2019年06月29日 | 「廿日市地区」ぶらり


 


天満神社境内社の胡子神社手前に建立されている狛犬で刻銘によると元治元年(1864)12月に廿日市の町人衆によって建立されたようである。
花崗岩製の玉取り型の狛犬で大きな球を阿形の狛犬は前足を置いているようであり、吽形の狛犬は捕まえているような姿である。

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マタタビの葉

2019年06月28日 | 「廿日市地区」ぶらり



 


車で極楽寺山に向かう途中の国道433号線沿いには白い花が咲いているのかと思わすような白化した葉のマタタビが各所でみられる。
「猫にマタタビ」「復(また)旅」ということわざがあるので,マタタビ酒で元気をと秋に実を取りに行くのであるが蔓性の植物であり葉が緑に戻っているのでどこにあったのか見分けがつかなくなるのである。

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蛇の池-亀の甲羅干し

2019年06月27日 | 「廿日市地区」ぶらり


 


池面上に突出した倒木の上に5匹の亀が甲羅干しをしており、4匹並んだ亀と向う側にいる亀は色や形が違っているので違った種類のようである。
睡蓮の葉の下では大きな鯉が泳いでおり、岸辺では睡蓮の葉を棒で押し広げ鯉に餌を与えて写真を撮っている人がいたが・・・

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蛇の池-睡蓮

2019年06月26日 | 「廿日市地区」ぶらり

 

 

 

 

 

 


極楽寺山にある蛇の池では睡蓮の花が咲き始めており、池全面に色とりどりの睡蓮が咲いているのがみられる。
看板表示によるとローズアレー(桃色)、アトラクション(赤色)、プリシマ(白色)、サルフェリア(黄色)があるようであるが、黄色のサルフェリアがどれなのか見つけることができなかった。

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跳楽座デコ芝居公演

2019年06月25日 | 「廿日市地区」ぶらり






 


昨日、原地区にある民俗芸能伝承館において跳楽座の説教源氏節人形芝居が公演された。演目は石井常右衛門「土手八丁五人斬りの段」であったが、台本には「屋敷の段」「首腹約定の段」「高尾頼みの段」「三浦屋状使の段」「高尾二度目部屋の段」「高尾建引の段」「喧嘩場の段」などが伝えられているようである。次々とフスマが両側に開かれて大きな屋敷を表す「はったんがえし」は跳楽座の誇る見せ場である。最後に人形の操り方やはったんがえし装置の裏側などを見させて頂いた。

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広原集落の関札(道切り)

2019年06月24日 | 「佐伯地区」ぶらり



 


廿日市市域内にある大竹市飛地の広原集落への北入口で、
市境の県道460号(栗谷河津原線)両脇に関札が立てられている。関札には正月祭、春日待祭、夏祭、秋例大祭、秋日待祭などと記されており、災難や疫病などが集落内に入らないようにと広原神社の祭り毎に祈祷をして関札(道切り)を現在でも継承して立てられている。この他に広原集落の南口と西口にも関札が立てられている。

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四和発電所

2019年06月23日 | 「佐伯地区」ぶらり




 


栗栖地区の県道30号線沿いにある四和電化農業協同組合の小水力発電所で、小瀬川の取水堰から最大0.97㎥/S、常時0.43㎥/Sの取水をしているようである。ごく最近に県道脇の水圧管路の改修工事が行われていた。看板表示によると発電出力は180kWのようである。
当初この発電所は電気が十分に供給されていなかった農村部に小瀬川の水資源を活かして電気の供給を目的に設置されたもののようである。

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謎の石碑

2019年06月22日 | 「佐伯地区」ぶらり

 


中道地区の奥部道路脇に建立されている石碑で「佐伯六星合陸之太夫重氏之碑」とある。刻銘をみると昨日紹介した大明庵由来に記されたものと似たような文言がみられるが、
これら史的事実を裏付ける資料は見当たらない。碑の脇には一石五輪塔が2基みられる。

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旧大明庵の小堂

2019年06月21日 | 「佐伯地区」ぶらり




 


昨日紹介した丸木橋を渡るとかつて中道地区で行われていたと思われるミニ88ケ所巡りの石仏が6基集められている。中道地区を巡っていると道路脇の所々にミニ88ケ所巡りの石仏がみられる。
江戸期の地誌によるとこの地は大明庵という庵の跡ということで、大同2年(807)の棟札があったようであるが現在は減失しているようである。これ以外に史的事実を裏付ける資料は見当たらないが、地域での伝説が詳述されているので参照されたい。

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中道川の丸木橋

2019年06月20日 | 「佐伯地区」ぶらり

 


中道地区を流れる中道川で川向こう三嶋が原の小堂(旧大明庵)に向かう丸木橋が架けられており、川の中央部分に丸太の門型橋脚を設け丸太の橋桁を渡して床板を張り両側に縁木の丸太を配したものである。床板が新材で補修し新しく手摺が設けられており、小堂の周辺は綺麗に草刈りされているので、地域の人達により大切に護持されているようである。

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オオマムシグサが!

2019年06月19日 | 「佐伯地区」ぶらり




 



昨日紹介した句碑の近くでかつて田畑であったとみられる荒れ地に沿岸部では見たことがないオオマムシグサがあった。
紫色に白色のストライブが入って先端が垂れ下がった筒状部は仏炎苞といわれるようで、中央部にある突起状のものが花のようである。

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山野化を憂う句碑?

2019年06月18日 | 「佐伯地区」ぶらり



 


中道地区の最奥部の道路脇に建立されている句碑で『みそなはす 山野安けく 緑満つ』と刻されている。
昭和35年(1960)頃には76世帯327人が居住していた中道集落も現在は14世帯23人となって、かつての屋敷跡や田畑は荒れて山野化しているのを憂い詠われたものであろうか。

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広電バス中道車庫の跡

2019年06月17日 | 「佐伯地区」ぶらり


 


昨日紹介した中道集会所のすぐ先にかつて広電バスの中道車庫があった。上画像は平成19年(2007)に撮影したもので、中道線が廃止されてから旧車庫に増築して倉庫として使用されていたが、現在旧車庫部分は撤去されている。
中道線は昭和30年代に開通しており昭和50年(1975)の路線図にはみられるが平成7年(1995)の路線図にはみられず、いつ廃止になったのかは定かでない。

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中道集会所の解体

2019年06月16日 | 「佐伯地区」ぶらり


 


中道地区に舞台のある大きな集会所があることは以前にも紹介したが、まだ工事看板が残されているのでごく最近に取り壊されたようである。
現在の世帯数・人口(14世帯23人)では残された施設で賄えるが、かつてこのような大きな集会所が建築された頃は多くの人達が居住されていたのであろう。昭和35年(1960)の資料によると76世帯327人の人が住んでいたようである。

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