地御前神社境内に設置されている一等水準点で標高2.8942mである。この水準点は日本水準原点に基づいて設置されたもので東京湾の平均海面を基準に測られているとのことである。コンクリート蓋を開けると水準点が見えないくらいの大量の蟻が巣を造っていた。
吉和地区の瀬戸谷にある滝で上段の滝、下段の滝の二段滝である。現在は梅雨時期で水量が多く、水しぶきをあげて豪快な水音を谷あいに響かせている。瀬戸谷には谷口から滝上、三ツ岩まで木馬道跡がところどころに残っている。
瀬戸谷の木馬道跡
大野地区の大国新開先端護岸に設置されている。この灯台は大野瀬戸を航行する船舶の安全を守るため明治32年(1899)厳島町によって設置されていた。昭和26年(1951)海上保安庁に移管され以降改築などもされ現在にいたっている。
原地区にあった旧原郵便局は6~7年位前だろうか、1.5km位市中心地寄りに移転した。特定郵便局でありどのような経緯で移転がなされたのかは解らないが、郵政民営化の先取りをしたようで原地区の住民は多大な不便を強いられている。
中央公民館の少し東側にある小路で古くは「たんご屋小路」と記されており、丹後屋という商人が関わった小路であろうか。中学生の頃初めて見た地御前の小路は田舎育ちのものにとっては迷路のようでありわくわくしたものである。