今夜は仲秋の名月であるが生憎の天候だ、二重原地区にある八幡神社では例年のごとく昨晩のヨゴロに放生会が催された。
天文16年(1547)の大願寺領所務帳(尊海文書)に「へらにゑ原領之事」として「ほうしやうゑニ白さけ五升あり」「此内一石ハ八幡のまつりニ・・・」と記されており、戦国時代の頃から八幡神社の氏子によって連綿と放生会が催されてきているのである。
匹見の集落を外れて表匹見峡方面に向う匹見川沿いにある中電匹見発電所で、当初は匹見川水力電気工業㈱が大正14年(1925)に発電所を設置したようであり、軒下には三段の繰形、飾窓形のアーチ、壁面から張出した柱型など特徴的な建物である。
匹見発電所は土木学会の現存する重要な土木構造物2800選として日本の近代土木遺産に選定されている。
玖島小学校校庭隅にある学校創立百年記念碑で玖島小学校の前身である有護舎が明治6年(1873)に創立しており、創立してから百周年の昭和48年(1973)に建立されたようである。
報道によると玖島小学校の児童数が減少しているために友和小学校への統合案が検討されているようである。
原小学校校門脇に大石で築かれた築山があり創立百周年記念と刻された石柱が建てられている。
原小学校の前身である垂桜館が明治6年(1873)に創立しており、昭和48年(1973)に創立してから百周年の記念にこの築庭が築かれたもののようである。
玖島地区永原の新宮神社の拝殿にある三十六歌仙額で現在32面が残され掲額されているが、吹きさらしのため退色、剥離が激しく誰を描いているのか解らないものもみられる。
32面のうち30面の歌人は何とか確認することができるが、2面は確認不能で4面は破損したものとみられ失われている。
旧西国街道の街道松について何度か紹介しているが、かつては岩戸土橋から廿日市の東口の間に68本の松並木があったが現在ではこの1本のみである。
下画像は昭和30年代末頃の様子で当時は左側に3~4本あり、右側にみえる松が現存しているものである。
津田地区十王堂にある真幡神社で境内の大カヤ(榧)の巨樹は広島県天然記念物である。この地には元新宮神社があったが江戸期中頃に八幡神社相殿となったようで、真幡神社の創建時期については定かでない。
秋の祭礼では八幡・新宮両社の神輿御幸で真幡神社が御旅所となっていたようであり、現在でも神輿御幸は連綿と継承されているようである。
陽射しを避けるための朝顔のカーテンを以前紹介したが、青々としていた葉は枯れ落ちて種を付けているが先端のほうでは花が咲きつつある。
その下には去年の種か今年の種が落ちたものだろうか、時期遅れの短いつるに一輪の朝顔が咲いていた。
下の浜地区を散策していると轆轤(ロクロ)細工を作っている木工所があり、色々な知育玩具の画像が表示されていた。
ネットによると画像の手摺親柱など建築関係のロクロ細工のほか知育玩具のハノイの塔、指圧器具などを製作されているようである。
※昨日、当ブログを開設してからトータル閲覧数160万PVと多くの方々に閲覧をして頂きました。老化防止のために何とか更新している面白くもなく万人向きでない当ブログですが、まだまだ頑張りますのでお暇な時にご来訪ください。
下の浜地区を散策していると通常みられるものとは一風変わった建物があったが何の用途に使用されているのかは定かでない。
地震や風などの水平力に抗するブレース材が設けられているので骨組みは鉄骨造りと思われるユニークな建物である。
速谷神社前付近の国道433号線歩道に設置されている緑地帯の現状である。
歩道に緑地帯スペースが設けられていたが植樹はされず、数年後にコンクリートが打たれて人工芝が張られ維持管理のいらない年中緑の緑地帯であったが・・・
大野体育館前庭にある第51回国民体育大会開催記念碑で、第51回国民体育大会は平成8年(1996)に広島市を中心に開催された。
旧大野町では剣道競技が大野町体育館他で行なわれたようでこれを記念して建立されたようである。
岩国市宇佐地区、旧宇佐小学校校庭の片隅にある「愛鳥の像」で、銘文によると長年の愛鳥活動で昭和57年(1982)に文部大臣賞を授賞したようである。
授賞記念に小学校児童や先生、PTA、宇佐振興会などによって昭和58年(1983)に制作建立されたようである。
市民大野図書館の前庭にある焼物オブジェで平成13年(2001)第50回文化祭記念におおの文化協会によって設置されたようである。
芸術性の素養がないブログ主は窯の中で焼物同士が引っ付き合った失敗作かと思ったが、意図的に作成された焼物オブジェのようである。
毎年桜島大根の生育状況を時折紹介しているが、今年で廿日市8代目の桜島大根の種を8日に蒔いたら芽が出てきた。少しずつ間引いて4・5株位にするつもりである。
当ブログ開始の前年、平成17年に鹿児島旅行をした際桜島大根の種を購入して栽培し毎年種を取り育てているものであり、今年はどのような桜島大根になるだろうか。