上平良地区にある梅雨太郎さんの脇には清水が湧いており、遠方からもこの水を求めて多くの人が訪れている。清水の湧出しているところから駐車場まで少し距離があり、数多くのポリ容器に満水したものを運搬するのに各自ねこ車を常備して運んでいる。
井戸水をのんでいると清水のうまさはあまり感じないが・・・・・ 水道水を飲んでいる人達にとってはこの清水はたまらないのだろう。
御床山より少し下がった展望岩場から南西方面を展望すると正面に可部島があり、左側に標高232mの山白山、右側に230峰が見られる。230峰から手前に伸びる尾根筋には防空砲台の遺構が残っており、かすかに指揮所跡の建造物がみられる。
御床山南西防空砲台跡
国道433号線は西広島バイパスから約2km位は整備されているが、それ以遠は所どころで整備されている通行車にとっては酷道である。原長野地区では一部整備されており急勾配を解消するために360度のループが設けられており半径は50~100mで5.5~5.8%の勾配である。ループを登り終わった付近から極楽寺原登山道の入口である長いコンクリート階段がある。
梅雨に入ったので梅雨太郎さんを見に行ったが見ることが出来なかった。この時期になると昔から大岩の割れ目から岩の主である大蛇(梅雨太郎さん)が頭を出しているという。昔は水商売の人が多くお参りしていたが、現在は隣接して湧出している清水を汲みに来る人が多い。
いにえのロマンの郷「はつかいち」