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やっぱ長井さんは星なのかなぁ、と思った。
超電磁砲って昼間、太陽のイメージですけど、
反対の夜のイメージっていうのが禁書になるわけで、
その月を掴もうという動作に引っかかる感じというか。
圧倒的に太陽の方が強いはずなのに、なぜ月なのか?という。
とらドラの時の最終回の演出で、窓に反射した空の一部が欠けているのを見て、
昼間は見ることができない星、普段見えないものを、大河を見つけるっていう演出をしていて、
シリーズで星を結構使っていただけに印象深いな、素敵な考え方だなぁと思ってました。
とらドラ! 25話(最終回) を語る
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それを思って月は何の象徴なのかなと考えてみたんですが、
夜空で一番大きな光を放つ星って月なわけで。
その圧倒的な存在感こそがレベル6という領域なのかなと思ったり。
太陽が出ている間は星のほとんどがほとんど見れないわけでもあり。
だからこそ大衆の中で他を寄せ付けない輝きとしての月なのかなと思ったり。
表に出るタイプじゃない、というのもあるのかな。
超電磁砲がやっぱ1期OPとかが太陽に向かっていく4人の走りなどが強調されているので、
そういう星の巡りの関係っていうのはちょっと意識しちゃうかな。
Sでは太陽はどういう位置づけなのかなという。
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あと印象的なのが朝ですね。
御琴の絶望の中で明ける朝の澄んだ空気というか、
都会で迎える誰もいない街の朝の空気感への共感というか。
こういう非日常感溢れるシーンである種の美しさが感じられるっていうところがいいのかなと。
霧がかった空の向こうから呼び起される回想だとか。
そういう自らの罪に目を向ける眼差しの在り処としての朝の空、始まりの空っていうか。
キャラクターの心もシンプルに表れてくるような、
新しいことを始めようと心新たにする朝という風景とか、そういう空気感がやっぱりグッときます。
そういえば長井さんの作品って朝から始まるパターンが多い気がしますね。
とらドラ1話は朝から始まり朝のシーンで終わるし、
あの花は夜明けとともに終わるし。
出会いや話の転換としての朝なのかと思ったり。
あの夏で待ってるなんかも朝のやり取りって印象的でしたし。
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回想シーン。
よくよく考えるとこれ漫画とかで回想で枠がベタで塗られてるのとかイメージは一緒なのかなと思う。
映画的に見せる意図もあるけど漫画的な文法を映像に落とし込んでるとも言えるのかな、みたいな。
御琴のときもこういう画面比になってたけど、この帯の黒さっていうのは砥信や御琴の不安とか、
恐怖とか罪とか、そういう意識を反映したものなのかなぁ、とか。
深層心理を読ませる場面っていうのもあり、画面の面積を絞ることで、
回想しているキャラクターの心理を読ませたい、みたいのがあるのかなと。
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だからミサカの主観から始まるようなところから画面比が戻るのかな、と。
ミサカの心情に寄ることで砥信が動くっていうところでもありますし。
ここが朝なのか夕方なのかっていうのはよくわからないけど、
世界の眩しさを象徴する太陽っていうのはもう少し意識してみていきたい感じ。
前作の木山先生も結構好きでしたけど、砥信も結構好みなタイプかも。
御琴は研究者に好かれる一面でもあるのかな、とか。
砥信は制服姿が結構好きなのでやっぱ目を引かれるんですよね。
常盤台の夏服はちょっと地味だし。そういうのもあって砥信が出るとちょっとテンションあがります。
超電磁砲最新話まで追ってますけど、やっぱ楽しいですね。
新キャラも可愛いし、バトルも楽しいですし。
あとは上条さんをどういう風に見せていくのかっていうのが見せ所でもあると思うので、
そういうところを気にしつつ楽しんでいきたいです。
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