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『鉄道シリーズ その106。』前回に引き続き都電荒川線に乗車する。今回のレポートは大塚駅前~荒川車庫前。
大塚駅前で三ノ輪橋行きを待っていると次々に人が集まり、長い列ができる。こんなに混雑するのかと思うほど、特に高齢者のパスでの乗車が多い。
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大塚駅前を出るとしばらくは快調に電車は飛ばし、巣鴨新田に到着。しかし、さらに人は乗り込み、ほぼ満員に。そして、次の庚申塚では多くの人が出口を目指す。その勢いに負け、高岩寺は次回に、とにかくとげ抜き地蔵の集客力はすごい。
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新庚申塚、西ケ原四丁目、滝野川一丁目とあまり乗り降りがなく、飛鳥山停留所に到着。実はここから次の王子駅前までの区間はこの路線では唯一、一般道路を走る区間である。小生は下車して写真を撮りに行く。ふと前を見ると信号の下に黄色の矢印が出る。運転免許の試験にもよく出るが、路面電車は矢印の方向に走って良いとのサインであることを思い出すが、東京中歩いてもこの信号は中々ない。
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電車は左折して一般道路にはいり、飛鳥大坂を右にカーブしながらさらにゆっくり走る。JRの高架下を越えて右折し、再び専用軌道に。ここが、王子駅前の停留所。
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小生は王子駅前まで歩き、また、乗車。栄町、梶原と通り、荒川車庫前に到着。
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車庫だけに色々な車両はいるし、さらにここには都電思い出広場と名付けられたスペースに2両の旧型車両が保存され、乗ることもできる。
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1両はかつて高性能を誇り、1系統を走っていたPCCカー(5500系)、もう1両は荒川車庫に配属されていた7500系で、引退前には学園号とよばれたラッシュ時通学輸送車の計2両が保存されている。車両の中には懐かしい写真やジオラマなど数々の品々、さらに当時の電停にあった標識もあり、ファンなら必ず楽しめる場所である。
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都電荒川線は全部乗っても短い区間だが、見所の多い都電散歩。桜の頃なら車窓からも花見ができ、一日乗車券を買えばあらかわ遊園にはタダで入れる小生のお気に入りの路線である。