hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

スズラン

2015-05-03 05:00:54 | 日記

春は色々と花が咲くが、ハナミズキの次はスズランである。妻の実家に生えていたのをプランターに移したものだが、あまり細かい世話をしなくても毎年咲く。

スズランは在来種は本州中部以北に自生し、北海道に特に多いが、東京あたりでも公園や庭先でよく見る。スズラン亜科の宿根草で秋には枯れて姿はなくなるが、春になると葉がでてきてあっと言う間に花が咲く。


さらに香りの強いドイツスズランが観賞用に栽培される事が多い。可憐な白い花と爽やかな甘い香りが春を感じさせるが、実は全草に毒を持つ有毒植物で牛や羊などが食べないため、北海道では余計増えるといわれている。

また、香りが高いことからスズランの香水は数多く作られ、クリスチャンディオールのデオリッシモは最も有名である。しかし、あまり知られていないのが、スズランからの天然香料は製造できないこと。つまり、調香師たちがスズランの香りに仕立てた香水ということである。


スズランを一株切って花瓶に挿しておくと良い香りが漂ってくる。この香りで春になった喜びをまさに実感。