hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

野沢温泉外湯めぐり

2015-09-01 05:00:14 | 旅行

今回の旅行では温泉には、魚沼から尾瀬に向かう途中にある大湯温泉と飯山市からほど近い野沢温泉に宿泊したが、その中で温泉街の風情を残す野沢温泉についてレポートしたい。

小生は野沢温泉というと野沢菜とスキーアルペン複合の萩原兄弟を思い出すため冬のイメージが強いが、夏も中々いい。今回は野沢グランドホテルに宿泊、折角なので外湯13湯の一部を巡ってみた。

野沢グランドホテルは野沢温泉の中では小高いところにあり、どこに行くにも最初は下り坂、帰りは上り坂になり、宿の雪駄が足の指の股に食い込んで痛い。我慢しながらまずは『大湯』を目指す。

ホテルから一旦下って、さらに細い温泉街の坂を登りきると大湯、薬師三尊仏が祀られるという。名前は大湯だが、中はあまり広くない。透明な湯はあつ湯とぬる湯の2つに分かれ、ぬる湯には『熱い時にはうめてよい』と書いてある。これはぬるくて楽勝と足をつけるととにかく湯舟が深い。何とか底を探るが、湯は結構熱い。それでも1分近く入り体を慣らす。そして一旦上がり、『決してうめてはいけない』と書いてあるあつ湯に足をつける。最初はぬる湯とあまり変わらないと感じつつ、体を付けるが、いやこれが熱い。一旦は何とか肩までは入ったが、10秒と持たず出る。しかし、周りの面々は誰も湯舟には入れておらず、かなりの猛者でないと浸かれないらしい。まあ、まだ1湯目だからと大湯は終了する。

次に坂を少し降りた所にある『河原湯』に行く。大湯で火照った身体には河原湯はそれほどでもなく、すんなり入る。おっかない感じのおじさんが顔を真っ赤に入っていたので先に出ることも叶わず(湯から出る際に波が立ち熱いと言われかねないため)おじさんが上がるのを待つ。少し長湯したからか、温泉の効果はてきめんでこの辺りから汗が止まらなくなる。

次の『麻釜の湯』。すぐ近くに麻釜温泉公園もあり、我が宿野沢グランドホテルの温泉もここが源泉。ここはどうしても熱くて入れない40代のお父さんと小学生の息子が水をかけながら、粘っていたが、全体で6人の男が所在なさげに周りにいて、実際に湯舟に浸かったのは小生ともう一人の青年だけ。まあ、最近は公衆浴場にも行かないから熱い湯に入れないのはやむをえないかもなどと勝手に考える。

4湯目は宿に近い『真湯』、ここは今までと違い白濁した湯で少しぬる目。それでも相撲取りのような青年と2人入ったが、急に青年が耐えられなくなり、出ると水流が起こり、熱いたらありゃしない。ここは湯舟も新しく、気分良く入る。すると後から来た地元のおじいさんが話しかけてきたので少し話をする。
本来、13の外湯があり、渋温泉は完全制覇というか、完入したが、今回はさすがに4つ入っただけで湯あたりしそうになり、断念。渋温泉も熱かったが、やはり熱さでは野沢温泉に軍配が上がりそうである。次はどの温泉を巡るかな。