hokutoのきまぐれ散歩

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錦糸町駅(東京メトロ半蔵門線)

2015-09-09 05:00:48 | 日記

『metroに乗って』その26。今回は東京メトロ半蔵門線錦糸町駅を歩く。錦糸町に半蔵門線の駅が出来たのは2003年3月とまだ12年程度しか経っていないが、錦糸町駅自体は旧国鉄が買収した総武鉄道(現在の総武本線)の本所駅として開業したのが1894年と120年を超える歴史を持つ。


そう言えば『錦糸町』の『錦糸』は江戸時代にあった錦糸堀に由来する。しかし、その錦糸堀の起源は『岸堀が訛った』『琴糸を作っていた』などまことしやかな説があるが、はっきりしていない。



錦糸町はJR総武線で街が分断されており、南側はJRAの場外馬券売り場、楽天地ビルの天然温泉など古くから開けた風俗街で京葉道路沿いに広がっている。他にも西友(LIVIN)や丸井などもあり、賑わっている。


駅から少し行くと錦糸堀公園、錦糸堀の名残は今はあまり見られない小さな公園ではあるが、河童の像がある。これは本所七不思議の1つ『おいてけ堀』のことで『錦糸堀で釣りをしている内にます日が暮れて帰ろうとすると「おいてけおいてけ」という声が何処からともなく聞こえる。そして、釣り人が魚籠を見ると魚は一尾もいない。怖くなった釣り人は一目散に家に帰った』という話が残っている。因みに他の7不思議は『送り提灯』『消えずの行灯』『足洗屋敷』『片葉の葦』などと言われている。



一方、北口はバブル頃から開発が進み、元錦糸町そごうのアルカキット錦糸町や東武ホテル、精工舎跡に開発されたolinas、ロッテホテルなど新しい建物が多い。


さらに北口駅前には大規模避難地にも指定されている錦糸公園には体育館もある。


アルカキット錦糸町の11階は開放されており
、登ってみたが、正面に東京スカイツリーが見えてその迫力には驚いた。

また、北口のバスロータリーには大きな輪が左右からつられているようなオブジェがあるが、これは音楽の歴史を表すECHOであり、楽譜のヘ音記号を二つ重ねたものだが、どう見てもドーナツがワイヤーにつながれているとしか見えない。


このオブジェは1987年に音楽都市を宣言した墨田区がローレン・マドソンの作品を採用、設置したものらしい。
それにしても、錦糸町駅付近の発展は目覚しいものがあり、特に北口が大きく変貌しているのには正直驚いた。