hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

9月の阪神タイガース

2015-09-17 05:00:28 | 日記

小生は9月の阪神タイガースにはあまりいい思い出がない。残念ながら毎年8月までは結構いい線で戦っているのに9月に入ると尻すぼみになることが多い。
ここ数年の状況を見てみたい。和田監督が就任したのが、2012年。初年度は先発投手の駒不足が露呈して首位の巨人と31.5ゲーム差で5位と低迷、初めてクライマックスシリーズにも出場できなかった。

翌2013年は藤川球児が大リーグに移籍したため、抑えに回った久保が十分な試合を作れなかったことが大きく、7月には巨人に6.5ゲームの差を付けられ、さらに9月以降は10勝18敗と尻すぼみのシーズンになった。結果2位には入ったが、これを引きずりクライマックスシリーズも3位の広島に連敗してシリーズは終了。

2014年はスタートダッシュに成功、8月末の時点で62勝55敗の成績で9月に突入した。しかし、9月5日から中日・巨人にまさかの6連敗を喫し、結局、巨人に優勝を許した。しかし、そこから11勝6敗と最後まで頑張り、これをクライマックスシリーズに繋げた。(9月以降の成績は13勝13敗)ファーストステージは広島に1勝1分、ファイナルシリーズは巨人に4勝0敗と抑えに呉昇桓を据えたことが大きくチームを変えることができた。

こうした流れの中で今年を迎えているが、9月に入って阪神の成績は5勝5敗、その状況を分析すると通算防御率3.54に対し9月の防御率は2.27と1点以上改善している。
一方、打撃は通算打率.247に対し9月は.222。他にも打点は通算1試合打点が3.20に対し9月は2.63。ホームランは10試合で2本、鳥谷と新井だけである。前年の打点王と首位打者のゴメス(.167)とマートン(.178)では中々点が取れないのはやむを得ない。やはりこの2人の調子が残り試合の勝利に大きく関わってくるものと思われる。

さらに投手も岩田、岩崎が2敗ずつしている。それほど内容が悪いわけではないが、貧打のため、先制を許すと中々追いつけないのだ。
これから終盤にかけてはお互いに慎重になっていくことは目に見えており、相手チームと先発投手の相性、1点を大切にすることなど当たり前のことを当たり前にやり切れたチームが優勝するものと思われる。3強が広島みで含めた4強となる中、ぜひ今年の球団創立80周年を優勝で飾って貰いたい。