hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

空いっぱいのうろこ雲

2015-09-14 05:00:50 | 日記

通常は秋になるとうろこ雲を見ることが増える。うろこ雲は気象学的には『巻積雲』と言われ、高度は5000m~15000mというからかなり高い雲である。また、その名前も鰯雲、レンズ雲、鯖雲、ひつじ雲などと呼ぶこともある。今年は盆明けから秋雨前線、台風など天気が悪い日が続き、太陽が顔を出すことも少なかったため、うろこ雲をみるのも久しぶり。

よく台風一過というが、台風17号は日本を横断して日本海に抜けたが、直接の影響より熱帯低気圧になってから線状降水帯という不思議な気象状態を起こし、栃木県や茨城県などに記録的な大雨を降らせた。そして、台風一過の晴天は1日遅れで9月11日にようやくやってきた。

朝起きると青空にはうろこ雲、それも空の半分とかではなく空全体がうろこ雲で少し驚く。あまり詳しくはないが、空全体というのは珍しく感じた。6時ころはそんな空が続いた。

その後、10時頃外出すると徐々に青空の比率が増えてはきていた。その後、昼前には青空に覆われたが、空が高く澄んだ気がしたのは暦と台風のせいかもしれない。

おなじ29℃も少しは過ごしやすく感じる。こういうのを季節を感じるというのかも知れない。ちなみにうろこ雲の後は70パーセント位の確率で天気が悪くなるらしい。つまり、この雲が出ている際にはペナール対流という現象が上空で起きて、低気圧や前線の接近が近いなどの前兆と言われている。

ほかにも巻雲や積雲など色々な雲が空に出て、空をみるのも楽しくなる季節である。