hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

秋の虫の音

2015-09-23 05:00:12 | 日記

いよいよ、蝉の声を日中聞くことも減り、秋の虫の天下になりつつある。休みで家にいると4時頃からカネタタキが庭で鳴き出す。といっても口で声を出すわけでもなく、羽を震わせたり、擦り合わせて音を出すことを『虫の声』という。

カネタタキは小さな茶色のコウロギの仲間で『ピッ、ピッ、ピッ』と電子音のような音を出す。これが普通のコウロギの仲間だとやめてしまうのにカネタタキはしつこく、あまり音は大きくないが、機械的に長く続く。この虫は音はすれどなかなかその姿は見えない。

大体、久我山駅から我が家まで歩いて8分ほど、最初に迎えてくれるのが、『エンマコウロギ』である。一般的にはエンマコウロギの音は『コロコロ』と聞こえるらしいのだが、小生には『フョ・フョ・フョ~フョ・フョ』等聞こえる。

角を曲がるとミツカドコウロギの『チッ・チッ・チッ』と聞こえる声やハラオカメコウロギの『チッ・チッ・チッ』(少しペースが遅い。)などが聞こえる。
その先の比較的大きな家にはスズムシの音がする。これはわかりやすく、『リーン、リーン、リーン』と比較的ゆっくりと聞こえる。

そういえばスズムシの音色を携帯で伝えようとしても相手に伝わらないことはご存知だろうか。携帯やスマホの周波数は300~3400ヘルツなのに対してスズムシの鳴き声はかなり高音で4500ヘルツあるためである。因みに鳴いているスズムシはオスだけでメスに対してアッピールしているのだとか、秋の夜長のラブコールなのかもしれない。