hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

土井ノ浦教会、高井旅教会

2017-08-15 05:00:27 | 旅行

『五島・長崎教会巡りの旅』その6。中通島から隣の若松島には橋が架かっており、自由に行き来ができる。橋を渡り、海岸沿いをしばらく行くとまた湾があり、漁港となっている。ここに建てられているのが土井ノ浦教会。

この教会は1892年に最初の建物が造られ、旧大曽教会(1879年築)の建物を建て替えに伴い、移築したものである。


木造の建物は外装はその後手が入れられているが、昔の骨組みのままで、内部はドーム状の白い天井、ステンドグラスが美しい。

ほぼ海岸からすぐに階段となり、教会の建物が土井の浦を見下ろしている。

本来であればこの先の有福教会、手前の桐教会にも行きたかったが時間の都合で諦め、五島最後の教会として奈良尾近くにある高井旅教会を訪れる。奈良尾港に入る船からはよく見える赤い屋根が特徴の教会。信徒は外海集落から逃げてきた者が多く、1938年に山口師に帰依した隠れキリシタンは100人に登ったと言われている。

そして今の教会は1961年に建てられたものである。もう4時前ではあったが、太陽に照らされ見事な姿を見せてくれた。

中通島・若松島では6つの教会を巡ったが、中通島に29、若松島に2、有福島に1と32の教会がある中ではかなり限られたものになった。やはり最低でももう1日滞在できればより満喫できたであろう。(以下、長崎編)