hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

世田谷の坂(松原・宮坂、その1)

2017-08-30 05:00:57 | 日記

『東京の坂、江戸の坂』その89。今回は世田谷区松原・宮坂付近の坂を登ってみる。まずは東松原駅から降りて松原6丁目を目指す。

しかし、あまり坂らしい地形もなく、目印もないのでウロウロしながら何とか行く。途中の徳明地蔵堂をまっすぐ行くと一度クランクとなるが、その先を左に曲がると緩い下り坂となる。これが半田坂(えんま坂)である。


この道は昔からある大山道(現在は松原大山通)で、かつて周辺が半田塚村と言ったためついた名前らしい。


坂を降り切ったところがY字路になっていて、反対側にあるのが凧坂という。2つの坂が交わった所には馬頭観音の石碑、水が供えてあった。

また、凧坂の名前の由来は分からないが、世田谷区教育委員会発行の書によると『たこう坂』の当て字で少し勾配が急な坂道を言うらしい。

確かに先ほど下ってきた半田坂よりは凧坂の方が勾配が少し急な気がした。しかし、文京区や目黒区などの坂に比べればいずれも勾配がないのと同様である。

坂を登ると『赤松ぼっくり庭園緑地』という新しく小さな公園。園内には小さな芝生広場もあり、気持ちがいい。

その経緯を読むとかつて最高裁赤松公邸があったが、平成17年に閉鎖、地元民からの請願により昨年春今の公園になったとのこと。

信号を左に折れると東急世田谷線松原駅に続く道に出る。(以下次回)