かぶれの世界(新)

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人生最悪の蒲焼

2019-08-18 22:16:14 | 食・レシピ
昨日から長男の家族が実家に顔を見せてくれた。飛行機が遅れたが滞在期間が短いので、到着早々予定した行事をこなすべく彼等をプッシュした。夕方全員揃って近くのブティックに行き、結婚10周年のお祝いにオリジナル服を嫁さんにプレゼントした。

旅の疲れを心配したが、夏バテで一番疲れているのは私だった。子供達は店の中を走り回り何時ものようにかくれんぼをした。売り場の女性によると豪雨被害を受けたのは倉庫で、縫製工場は無事だったらしい。だが商品数は限られていた。以前記憶違いの報告をしたので訂正しておきたい。

その後全員で滞在中の食料を仕入れに私の馴染みのスーパーに行った。皆が食べたいものを買い物カゴに入れてったのだが、息子が迷った挙句ウナギの蒲焼をカゴに入れた。馬鹿に安い980円だった。実家に戻って全員揃って食卓を囲んだ。

息子は食べてる前から「オカシイ、ウナギにしては肉厚で皮が堅い」と言い、味もタラみたいだと言って一口、二口食べて箸をつけるのをやめた。それではと私もトライしたが、息子の言う通りで酷い味だった。私なら980円という段階でオカシイと思い買わなかったはずだ。

今朝息子たちは全員揃って最近人気の香川県三豊海岸に行った。夕方インスタ映えする写真を撮ると遠出したので、やむを得ず私が昼食に残りのウナギもどきを食べた。それにしても酷かった。こんなウナギもどきは初めてだ。ケチな私でも安いからと言って買わない場合もある。■
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行儀の良い味覚

2019-07-22 18:46:26 | 食・レシピ
暑さの中バドミントン練習を終わり疲れて自宅に帰ると、家内がナポリタンを作って待っていた。ソースがよく絡むように細目の麺(多分、リングイーネ)だったが、何時もより味が濃過ぎて辛く食が進まなかった。箸を止め「疲れているはずなのにどうにも食が進まない」と彼女に言った。

原因はイタリー旅行中の彼女の妹が送ってくれたドライトマトのようだった。彼女がよく利用するドライトマトよりかなり大きく硬くて塩辛かった。ネットで調べると、一晩お酢と水で戻すとか、前処理が必要だった。家内はそのまま他の野菜と一緒に調理した為のようだった。

だが、私は料理がマズクて食えないなどと言わなかった。私は何時でも率直にコメントする。特に料亭などで大金を払って食事する時、料理人に聞こえるように感想を言う。その時は本当にそう思って家内を傷つける表現をしなくて済んだ。彼女は商売している訳ではない。

私の感じた通り率直に「食が進まない」と伝えた。食後に彼女と一緒に調べドライトマトの戻し方に問題があったと納得したと同時に、意識せず行儀の良いコメントをしたことに我ながら驚いた。というか、感じたその通りに答えただけだったのだが、私の味覚がそうさせた。

だがその後、冷たく甘いデザートを食べると突然食欲が湧いた。本当はナポリタンが美味しくなかったのだとそこで実感した。時に相手を傷つける率直な発言をする私なのに、その一方で行儀よく遠回しに身体で感じる表現をした。私らしくなくなったのか、それとも家内が怖かったのか。■
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素人料理(2)独居老人の料理が改善

2019-06-01 14:01:56 | 食・レシピ
基本は安くて面倒くさくない
田舎で一人暮らしを長く続けるうちに節約が板につき、今では一人の時は100%自炊をするようになった。私の料理方針は簡単だ。先ず生きるために必要な栄養を摂取する、次におカネがかからない、料理の時間は極力短くする、換言すると「安くて面倒くさくない」事が最重要だ。

長らくこれをやっていると、何を食べても美味しく感じる。又、徹底した減塩を実行するので、外食すると何を食べても味が濃く感じる。問題は性格上これと決めたら徹底的に実行することで、「安ければいいという買物」をする私は家内から信頼を失い買物を頼まれなくなった。

退職後に知った料理の価格
だからと言って味が分からない訳ではない。サラリーマン時代後半は頻繁に接待を受け内外の高級レストランの「美味しい食事」がどういう味かも多少は知っている。なので退職後は家族を連れて接待された食事を経験させている。そこで初めて食事の価格を知り驚いた!

その私の食事が最近改善されたので、独居老人の為に紹介したい。改善と言っても冷凍品の徹底活用だ。上記の「安くて面倒くさくない」という基本は外してないが、それでも美味しく頂く方法だ。もう一つは息子に教わった健康的な食生活で、「朝昼ガッツリ、夕炭水化物抜き」だ。

充実の朝食とガッツリ昼食
朝食は3ラウンドに分けたっぷり食べる。第1ラウンドがシリアル+バナナ+リンゴ+(季節によりブドウ+ミニトマト)+ヨーグルト+牛乳、第2ラウンドがホテルブレッド+ココナツオイル+レタス+干しブドウ+卵スクランブル+牛乳、第3ラウンドはコーヒー+アンパン(又は和菓子など)を続けて食べる。この間にテレビや新聞を見、インターネットをチェックする。

昼食もガッツリ食べる。ご飯(120g)+2種類の購入総菜+インスタントスープ(コーン又は昆布)、少し時間を置いてコーヒーと甘いものだ。購入総菜はスパゲッティなどの冷凍品か鯖缶やイワシ缶、ブロッコリーなどの野菜野菜を加えると毎日違う食事になる。以前投稿したように家内が勧めてくれた冷凍麺料理は並のレストランに負けない味で、私の粗末料理から大幅に改善した。ついでに甘いものも時折り冷凍した今川焼を頂く。

手抜きの夕食
夕食はシンプルに汁たっぷりの豚汁+ツマミ+焼酎のお湯割り。豚汁の具は一口大に切り冷凍したジャガイモ・ニンジン・かぼちゃを夫々二切れに、カットワカメに切り干し大根を放り込み一煮立ちさせ、ダシ入り味噌を加え最後に切りネギをバラまく。何時もは弱火のコンロにかけている間にシャワーを浴びるという全くの手抜き料理だ。地震の時対応できないのは気になるが。

このやり方で独居老人の1か月の食費は、お付合いの外食とかサプリメントは除くと目標の2万円以下で賄える。一人暮らしの為の食事の選択肢が増えていると報じられている。最近やけに広い冷凍品売場が人気のほどを示している。多分、ネットでチェックすればまだ他にも工夫の余地があるのかも知れない。だが「面倒くさくない」というのも私の重要な基本方針だ。■
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冷凍食品にはまりそう

2019-04-22 21:43:34 | 食・レシピ
2か月前に記事「セブンイレブンが美味しい!」で、冷凍パスタ(ナポリタンやボンゴレ)が美味しいと投稿した。勿論メニューによるが上記のパスタは普通のレストランで出される食事並に美味しく、食事だけの為ならわざわざ数倍のお金を払って外食する程のことはないと思った。

参考の為に私の好みを申し上げると、ペパロンチーニの様なシンプルなパスタの冷凍品より、具沢山の和風パスタの方が旨味が良く出ていて美味しいと感じた。チャーハンとか焼きそばとかは味が濃くて端から好みではなく試食もしてない。

それをきっかけに、家内は仕事で忙しいこともあって、「美味しい冷凍品」にドンドンはまって行った。近くのスーパーが毎水曜に冷凍品半額セールをやり、家内の指示を受け冷凍食品を買ってくるのが私の仕事になった。パスタからライスバーガーとか餃子、更には今川焼まで買った。

私も今月半ばから田舎で一人暮らしする予定だったので、頼まれた冷凍食品の買物を通じて相場が分かり食事の選択肢が増えた。この1週間田舎のお店を巡り冷凍食品が充実しているのに気が付いた。田舎の方がドラッグストアも含め競争が激しく、自宅のある東京郊外よりかなり安価だった。言って見ればウォルマートみたいに毎日が特売日だ。

ただ、筋金入りのケチの私の場合はスーパーで最も安い食材(訳アリも含め)を買い料理を作るので、平均200円以下の冷凍品でも手作り料理の方が安価に出来る。それでも、料理を作る時間がないとかやる気が湧かない時、電子レンジでチンすれば色々な食事がお店レベルの味で頂けるのは助かる。

冷凍食品の美味しさに気付く前は、田舎にいる時にカレーなど限られた品種のレトルト食品を保存食替わりに利用していた。目的は保存用と登山時の携帯用などで美味しいと思ったことはなかった。冷凍食品が美味しいと思ったのは、レトルト食品との比較でそう思った可能性もある。

家内の方が前向きなのだが、今後は私も日常的な食事として美味かどうか冷凍食品を評価し、家族内で提案する積りだ。比較の対象は外食したいかどうか聞いてみることだ。その為にはもっと冷凍食品を沢山食べなきゃ、と思っている。何だ、オヤジはやっぱケチと言われそうだけど。■
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ウルフギャングの後遺症

2019-04-01 22:53:49 | 食・レシピ
何時ものようにシリアルと果物の朝食を口に噛もうとしてあごの筋肉痛に襲われた。昨日孫と家内の誕生会を六本木のステーキハウスでやり、その時食べたアメリカンスタイルの焼肉を噛み切れずあごの筋肉痛になったのを忘れていた。ウルフギャングという変わった名前のレストランだ。

数年前にマンハッタンのレストランで食べた焼き肉が忘れられないので、是非ここでパーティをやりたいと娘に提案された。我が家の家族はみんな肉好きで、どうせオヤジがお金を払うとなれば誰も反対しない。長男が急遽海外出張になったが、3家族9人が洒落た造りのレストランに集合した。

全員肉料理に決まってるので家内と娘の亭主に私は赤ワインを頼んだ。数ページにわたるワインリストの最後のページに210万円のロマノコンテ1965年ものを初めて見た。予算の範囲で手ごろな値段のナパヴァレー産のカルベネ・ソーヴィニヨンを選んで家内にテーストさせた。拙くない。

だが大事なことを忘れていた。お店はこだわりの美味しいステーキだと言うが、なんせアメリカ牛の硬い赤身、霜降り和牛じゃない。半端なく硬いのだ。これが悲劇を生んだ。

メニューの通りに表現すると、豪華なアピタイザー(ツナのタルタル・ロブスターサラダ・ジャンボシュリンプカクテル)にクラシックシーザーサラダのベーコン添えが美味しく、残さず全て頂いたところでもうお腹一杯になった。こうなるかもと用心してパン一切れ口にしただけだったのだが。

オーダーしたリブアイステーキは予想以上に大きい肉の塊だった。一切れ口に入れて美味しく感じたが、二切れ三切れと進むにつれて肉の硬さであごの筋肉が疲れてきた。噛み切れない肉の繊維が歯茎を直撃した。予想してフォークで小さく切った肉片でも次第に噛めなくなった。

美味しいのに食べられない。これは悲劇だった。家族の食べ残した骨付き肉と私が残したステーキ半分を、これまた予想外に大きいドギーバッグに入れて持ち帰った。冷蔵庫で1日経過した残り物は何時もまずかったが、今日の午後家内が細切れにして炒めたチャーハンは美味しかった。

だが、それは私以外の家族が食べたサーロインだからだった。私が残したリブアイは家内が工夫して柔らかく、美味しく再調理してくれたのに硬くて食べれなかった。あごの筋肉痛が再発した。昨日自宅に戻っても疲れが取れなかったのは、あごの筋肉痛の後遺症が続いたからと思った。

硬い肉ばかり印象に残っているが、肝心のパーティは下の孫が長テーブルの周りを走り回り楽しいパーティだった。途中トイレに行くと安倍首相や大企業トップなどセレブの写真が飾られていた。広いフロアのテーブルで食事しているお客は若くてお洒落な女性客が多かった気がするが、私がそう言う人ばかりに目を向けるからだと言われそうなので黙ってた。それよりあごが痛い。■
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