かぶれの世界(新)

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ビーフステーキ・サンド

2005-04-21 13:41:59 | 食・レシピ
サンフランシスコからゴールデン・ゲート・ブリッジをわたり海岸沿いに99号線を北上するとメンドーシーノという映画にもなった小さな美しい村がある。ブドウの産地で実は殆どがカリフォルニア・ワインとして有名なナパ・バレーのワインに使われている。98年夏ワシントン州からサクラメントに引越しした時家族でホテルメンドーシーノに泊まった。西部開拓史時代の有名なホテルがそのまま使われている。翌朝ホテルのレストランで食べたビーフステーキ・サンドの美味しさが今でも家族の間で時々話題になる。

米国では大抵どこのレストランでもメニューにのっかており、押なべて味に差がなくファーストフードのハンバーガーに比べ非常に美味しい。田舎のレストランなら7,8ドル程度で高くない。通常大きなお皿にステーキとパン、輪切りのタマネギ等が分けて出される。それを自分の好みに合わせてケチャップやマスタードをつけてパンにはさんで食べる。ナイフとフォークで食べる人もあれば手で食べる人もいる。どこで食ってもまずかった記憶がないがメンドーシーノのは格別に美味しかった。

日本でも同じものを食べてみたいのだが、今までにそういうレストランに巡り合った事がない。先月息子と新宿の東口を歩いてみたが見つからなかった。結局スエヒロでステーキを食べたが、もちろんサンドイッチではない。サーチエンジンで調べた見本の写真では、ステーキがちょっと違うなという感じである。どなたか心当たりがあれば教えてください。

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高橋真梨子

2005-04-21 10:11:23 | 音楽
昨夜久しぶりに高橋真梨子の歌を聞いた。ゲストと音楽にまつわるトークをして彼女の歌を聴く「ソングフォユー」というNHKBS2の新音楽番組だった。相変わらず暖かくて艶がある声が心地よい。ゲストの西田敏行が85年に「植村直己物語」の撮影のため1ヶ月半チベットに滞在したとき、いつも彼女の歌を聴いて心の安らぎを得たという。長い間外国にいるとしっかりした日本語の歌を聴きたくなったという。私も全くその通りだったと共感した。

いろいろな音楽テープ・CDを持っていったが95年米国に行き落ち着いた時、通勤の車の中で彼女の歌を聴くことが多かった。住む所によって聴きたい音楽が変わった。1年もたつとカントリーが肌に合ってきてリアン・ライムやシャナイア・トウェインなどの女性ボーカルを良く聴いたが、高橋真梨子を混ぜて聞いても何の違和感も感じなかった。カントリーはまさにアメリカの演歌で声質や歌唱力が絶対的に求められるが、高橋真梨子にもそれを上回る歌唱力と迫力があるということであろう。彼女自身ニューヨークが好きで5番街のマリーなど歌のスタイルも共通するところがかなりあるように思う。

日本に戻りしばらくすると高橋真梨子を聴かなくなった。テレビは各局ともお笑いとカワイコちゃんにフォーカスした番組なので滅多に高橋真梨子の出番はない。彼女もそんな番組への出演を避けているのかもしれない。リサイタルに一度行ったがテレビの露出度が少なくなると忘れていった。そのうち米国にいるときは聴かなかったのになぜかジャズを聴くようになった。今の私にはBGMとして重くないものが好きである。ジャネット・サイデルは聴いてて気持ちが良い。ダイアナ・クラールのパリ公演ライブは素晴らしい。住む場所でテイストが変わるというのは本当らしい。しかしこれからは少なくとも週一度は高橋真梨子を聴くことになりそうである。 

コメント (2)
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