もう一度同じテーマ。家内がテレビ番組「熟年離婚」を見て私に反省しろという。主人公は仕事中心で家庭のことを顧みず身勝手だったことをややデフォルメされて描かれておりこれでは嫌われると思う。しかし彼が必死で仕事をやってきたというある種の共感はあるし、彼なりの仕方で家族を愛してきたことも分かるので見ていて辛い。彼の姿は昔の頑固親父そのものであり、かつては父親の理想像だったはずだが。尤も渡哲也は格好良いからそれでも好いと家内は言う。(コンシステンシーのかけらも感じない!)
退職以来あらゆる機会を捉え家内はかつて私が如何にひどいことをしたか責める。正直心あたりのあることもあり今更ながら謝るしかない。私から見ると彼女の方に問題も沢山あったが、それを言うと感情的な反論が止めどと無く出てくるので終いに黙ってしまう。仕事を止めてイーブンの関係なんて思ったらとんでもない話で、一気に立場が逆転してしまった。今や彼女のほうが横暴だと思うときもよくある。しかし長い人生を考えると楽しいこと苦しいことも全てはチャラになると思ったほうが良い。今まで苦しい時はあってもトータルするといい思い出のほうが多いはず。
22日の毎日新聞によると首都圏に住む50歳以上の男女500人を対象にしたアンケートで、「夫の41・3%が妻にときめきを感じているが、逆に妻は18・9%しか感じていない」という寂しい結果が出てきたのを反映している。辛いのは僕だけではない仲間がいると思うと慰めにはなる。一方同じ調査で男女とも6割が恋愛したいと答えているそうだ、どういう意味? 数学的には熟年女房族の4割は亭主以外と恋愛をしたいということ。世の熟年亭主族よ、へこたれず積極的に生きて行こうではないか。■
退職以来あらゆる機会を捉え家内はかつて私が如何にひどいことをしたか責める。正直心あたりのあることもあり今更ながら謝るしかない。私から見ると彼女の方に問題も沢山あったが、それを言うと感情的な反論が止めどと無く出てくるので終いに黙ってしまう。仕事を止めてイーブンの関係なんて思ったらとんでもない話で、一気に立場が逆転してしまった。今や彼女のほうが横暴だと思うときもよくある。しかし長い人生を考えると楽しいこと苦しいことも全てはチャラになると思ったほうが良い。今まで苦しい時はあってもトータルするといい思い出のほうが多いはず。
22日の毎日新聞によると首都圏に住む50歳以上の男女500人を対象にしたアンケートで、「夫の41・3%が妻にときめきを感じているが、逆に妻は18・9%しか感じていない」という寂しい結果が出てきたのを反映している。辛いのは僕だけではない仲間がいると思うと慰めにはなる。一方同じ調査で男女とも6割が恋愛したいと答えているそうだ、どういう意味? 数学的には熟年女房族の4割は亭主以外と恋愛をしたいということ。世の熟年亭主族よ、へこたれず積極的に生きて行こうではないか。■