先週までに何度もマグロ危機を報じるテレビ番組を見た。内容は概ね中国や台湾などのマグロ需要が急増してマグロ乱獲が起こったためマグロ漁を制限するようになり、日本への割り当てが減少し手に入り難くなるというやたら視聴者を煽るものであった。
このニュースについて欧米のサイトを覗くと、私の見た限り日本のあくなきマグロ需要で終にマグロ漁業を国際条約で制約する動きとして報じている。中国や台湾とか世界的な日本食ブームより日本人の異常なマグロ好きにフォーカスした記事だった。
マグロ漁業はまだ好いが、世界と日本のメディアの視点のズレはとても気になる。多数の死者がでる飛行機事故も日本人がいないと途端に扱いが小さくなるのと同じとはいえないと思うが。このズレは単なる無能かそれとも捏造か。■