かぶれの世界(新)

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弱り目にたたり目

2015-02-09 11:48:22 | 日記
自他ともに認めるケチな私が、このところ失敗ばかりしている。先週初めに家内に頼まれ買い物をして、小銭が無いので万札で支払お釣り9000円を裸でジャケットの斜めに切った底の浅いポケットに入れた。その同じポケットに手袋を出し入れした時落としたらしい。買い物をしたお店に電話して見つからなかったのですぐ諦めた。誰のせいでもない、現金を裸で落とすほうが不注意だ。

二番目は急に思い立って3月に田舎に行く事にし、初めてLCCを使うことにしたのに予約のミスで経費節減にならなかったことだ。ネットで予約を済ませ確認のメールを見ると、うっかり便を間違えて約8000円の運賃が1万円になっていた。慌てて便の変更をしようとすると変更料金が3千なにがしかかるという。頭に来て間違えて予約した最終便便のままにした。それでも2000円損した。

三番目はパソコンの不調で、まだ続いている。どの位損をしたのかまだ確定していない。1週間前頃から突然ネットアクセスが亀みたいに遅くなり、色々手を尽くしてみたがうまく行かず、最終案としてデータを保存してソフトを購入時の状態にリセットした。データは保全されておりネットは早くなったのだが、有料のoffice等のアプリが消えてしまった。Wordも利用できず、このエッセーも直接書き込んでいる。この後確定申告等が控えておりどの位無駄な時間を使わなければならないか分からない。

私の月々の小遣いは20,000円なので、凄く損した気分で忌々しいったらありゃしない。私の吝嗇は筋金入りだ。田舎暮らしの時の食費は昨年17,000円まで切り詰めた。米国の富豪にして財務長官だったポールソン氏が就任時にコートを買ったら、奥さんにまだ着れると言われ返品したとか、伝説の連銀議長ボルカー氏が袖が擦り切れた上着を着て仕事をしていたとか聞くと、それだけで無条件に尊敬してしまう。

その一方で彼等は何十兆円もの財務政策や金融政策の意思決定をした。私は比べるにはレベルが低すぎるが退職金などの小金を投資し、数百万円が吹っ飛んだり取り戻したりした。損した時には投資は100%自己責任であり又取り返せばいいと冷静でいれる(リーマンショックの時は落ち込んでいたと友人は言うが)。だが、手元の現金を不注意でなくすと100円でも悔しい。なのに今回不注意で続けて現金を無くし、パソコンのアプリを失った。正に弱り目にたたり目、気分が悪い。3度で打ち止め、4度目が無いことを祈る。■
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