かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感15(7)

2015-08-01 21:09:32 | 日記
梅雨が明けたと思ったら猛暑の日が続く。ここ愛媛県大洲市も36度台まで気温が上昇した。この地の高湿度が気温に輪をかけて暑さを耐えがたいものにする。だが、今日は35度前後で東京と変わらない。自宅の近くの八王子市は37度になったらしいし、殆どの建物がエアコンから熱風をまき散らす都市部の暑さの方が厳しいように思う。

私はいつも夕方5時過ぎに散歩に出かける。この暑さでは夕方になっても散歩をする人達は殆ど見かけない。熱中症を避けるお年寄りもそうだが、アスファルトが焼けていては犬も散歩させられないという。一昨夜はどうにも我慢できずクーラーをつけて寝たが、昨夜は窓を開け放して寝た。独居老人が熱中症で死んでいた、なんてことにならないよう無理はしたくないのだが。

梅雨が明けるまで面倒でその気にならなかったことを片付けた。湿っぽい家の隅のカビを拭いて回ると、もう生臭くて湿っぽかった部屋が少しすっきりして来た。カーペットや来客用の布団を干し、押し入れにしまった。部屋の隅にあった’仕掛品’が少しずつ片付いて来た。時々どこかしらから微妙にカビの臭いがまだする。

3日続けて洗濯したら洗濯するものすらなくなった。一つしか使えなかったガスコンロを買い替えた。新しいコンロだと細かい炎のせいか沸騰する泡が細かくなり、同じ料理をしても味が良くなった気がする。急にやり始めると、直ぐに体内のガソリンが切れた。屋外の風呂の不具合は不便だが、今のところ屋内の風呂で済ませている。

炎天下の屋外での仕事などは初めからやる気にならない。庭の手入れも、畑の除草も熱中症になりそうで怖い。午後4時過ぎになるとビーチチェアを拡げ、実家の奥の谷間から吹き下ろしてくる山風に当たりながら本を読む。その1時間だけ天国だが、汗っぽい腕に寄って来る虫が気になる。せいぜい1時間の読書では中々進まない。

こんなに暑いのに体重が減らない。理由は簡単、暑いのに食欲が減退しない。寧ろやることが無いから、何かしら口に入れたくなる。朝食にオールブランを摂る様になってから通じが凄く良くなった。問題はオールブランが凄く不味い、敢えて言えば段ボール味だ。美食家でない私でも続けるのは無理。ネット通販で買ったお徳用品がやっとなくなったので、今度は少し甘味のあるグラノーラにした。今度もお徳用だが続けられそうな気がする。

梅雨が明ける少し前頃、地元産の野菜を売る市に行くと棚には朝どりのトウモロコシが沢山あった。だが、どれも3本纏めてあり、毎回買うかどうか考えた挙句買わなかった。今週初めその市に行くと棚のトウモロコシは2-3割程度になっていた。近くの係りに聞くと、彼女はもうとうきびの季節は終わりだという。

全国から集荷するスーパーと違い、近所の農家産だとこんな風に棚に並ぶ時期が限られてしまう。「若い時は平気で3本食べたが、今では1本が精一杯だから買えない」とオバサンに訴えたが融通を利かせてばら売りしてくれなかった。八百屋と違って棚ごとに農家が自己責任で売るシステムでは融通が利かないようだ。別の大手スーパーに行き煮トウモロコシを1個買って食べた。■
コメント
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