かぶれの世界(新)

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やっぱり「やり過ぎ高齢者」だった

2022-09-07 17:50:14 | 健康・病気
何度もやり過ぎだと家族や友人に言われてきたが、否定はしないものの内心では私はもっと出来る高齢者だと思っていた。しかし、かつて医療関係にいた友人からも早く医者に行けと突き放され、ケチな私がタクシーを使って普通なら歩いていく距離にある医者に行った。

地元のタクシー会社の運転手は母のお得意さんだったという。電話で説明する間もなく実家の住所が分かった。私より3年上の上級生だったと言い、長い友達のように地元医者の評判を教えてくれた。お客はほぼ年寄りで日銭で生活する彼に比べ、我々が住む集落は金持ち集落なのだそうだ。

先月の1日に事故を起こして診て貰った病院で今回も診て貰った。午前の診療時間が始まって直ぐに行った積りだったが、既に広い待合室は診察を待つ患者で一杯だった。受付で先生の指名を聞かれてまごまごしたが、前回診て貰った整形外科の先生にお願いすることにした。

次に整形外科の看護婦さんの聞き取りを受け、血圧と体温を測りレントゲン撮影を指示された。担当技師にどう思うか聞くと靭帯損傷かもとあっさり答えてくれた。それからの待ち時間が酷く長かった。12時過ぎにやっと呼ばれて担当医(医院長だった)の診察を受け、即終わった。

私が自転車で東宇山から春賀まで走り二日目に田処迄往復し、その翌日から足首が痛くなったと報告した。先生は田処だと20キロにはなると言い、私はよくご存じでと答えると、即「やり過ぎ」と決めつけられた。パソコン上のレントゲン写真を見せ「骨に異常はない、関節炎」だと言われた。

事故後に膝付近から内出血して踵の内側にできた血液の塊を気にして、今回も同じところから再度内出血したと勘違いしていた。だが、サイクリングで膝に打撲を与える可能性などなく疑問に思っていた。先生は膝には一言も触れずサイクリングのやり過ぎで足首が関節炎になり腫れが出たという。

その説明で私は納得した。事故後とサイクリング後で足首の腫れ方がそっくりだったので先入観がそう思わせた。「痛み止めと胃の粘膜保護に張り薬」を2週間分処方された。病院を出た時は12時過ぎで3時間もかかった。直ぐに終わると思って家を出たのに午前中の時間が潰れた。

待ってる間に保険会社の担当から今回の医療費や交通費が保険の対象になるか電話で聞いた。2週間以上過ぎた医療費は対象外、ついでに聞いた代替の自転車費用も対象外だという。念の為に聞いたが想定内の返事だった。最後に私らしく担当のYさんの声が聞けて良かったと締めくくった。

帰りも同じ運転手にお願いしたので聞くと、他にもたくさん病院があるが膝の治療が優れている医者がいると人気らしい。膝を痛めた高齢者は多い。運転手は個人タクシーと同じ状況で、今後も宜しくと何度も言われた。今迄の経験では彼が地域の状況を最もよく知っているように感じた。

だが、足が治ればケチな私はタクシーを使うよりむしろ歩くか自転車で用を済ませるだろう。しかし、少なくとも今回はホント助かった。昼食後に飲んだ薬と張り薬の効果が出たのか、足の痛みが退いて来た。自転車に乗って食料の仕入れに行けるか試したくなったが、ここは明日まで自粛した。■
コメント
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