かぶれの世界(新)

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東京郊外の生活2024-25(1)

2024-11-21 11:37:08 | 日記・エッセイ・コラム
火曜日に2024年の田舎生活の最後の朝を迎えた時、寝室の温度は18.4度で寒々としていた。帰京する衣服をワークマンの作業着に急遽変更した。頑丈な作りでポケットが沢山あってまずまず暖かい。加えて近年では移動の度に荷物の宅配を止めてリュックを担ぐことにしてる。

空港待合室や機内は満席に近く一杯だったが、旅客機は3列x2の謂わば小型機に格下げと感じた。飛行中雲の上に富士山が見えると東京に向かっているという気持ちなった。思わず居眠りしている隣の女性にも知らせた。羽田に時刻表通り到着したが窓の景色は寒々とした感じだった。

京急線で川崎に行き南武線に乗り換える頃から寒さが身に染みて来た。後で見たニュースでは東京の最低気温は6度で、それじゃ松山よりも寒いと思った。愛媛県では6度というと四国山脈に繋がる久万町辺りの山間部の気温だ。武蔵小杉辺りで会社帰りの乗客で満員になると車内は徐々に暖かく感じた。しかし、一旦下車すると作業着では寒さで震えた。

自宅に帰るとまだエアコンは使ってなかったが、田舎の実家よりは若干暖かかった。多分家の作りの差が原因だと思う。洗濯物は家内の勤めの都合でいつも部屋干しだという。それも含め、我が家はまるで他人の家のようだった。自分の作業領域の机や食卓とかタンスの記憶が消し飛んだように無くなり、試行錯誤で何とか記憶を取り戻すのに時間がかかった。苦労して建てた家なのだが。

特に昨年家内が買ってくれた衣料品はまるで記憶がなく、それ以前の服に着替えて外に出ようとすると怪訝な顔で恰好悪いと指摘された。ケチな私は以前から来てる服で十分なので、新しい服を買う必要等ないというが、彼女は今年も値段が安くて暖かい物を買ってくれた。だが、私の衣服収納スペースはすでに満杯で、そこに何が入っているかも忘れてしまっている。

昨日は調布の取引先に出かけて、ずっと使わず寝かせていた外国の資産を有効に使う提案を聞き受け入れた。どうせ国内にいると円やドル以外に素人の私には何の役にも立たない。具体的な利用法など思いつきもしない。何でこんなものと思ったが、提案以外に何も思いつかなかった。田舎にいる時はビデオ会議で見た担当の美人の顔を見て気分良くなったのが良かっただけだ。

何時もなら調布から府中まで歩いて帰るのだが、昨日は生憎の雨で電車で行き来した。一昨日乗った南武線沿線は景色が随分変わったが、京王線沿線は殆ど変わってないように感じた。寒いせいかコートにマフラーをした人が多く、まだ少し暖かい田舎では見ない風景だった。

今日は午前中に近春から石化で痛みを感じる右肩を診て貰う積りで近くの病院に行ったが、生憎の休診日で留守役の看護婦と雑談をして帰った。記憶が飛んでボケた親父とみなすに家族に比べ、患者はお客とみなす看護婦は丁寧に対応してくれた。担当医と患者で混まない曜日を教えてくれ、病院に行ったのが無駄足にならなかった。午前中の空き時間に帰京を報告する記事を書けた。■
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