「またトラ」の影響を考える（上）

昨日「トランプによる影響」をどう考えるかと家内からＬＩＮＥを受けた。普段あまり政治のことを語らない彼女からのメールに一瞬何故と思ったが、私自身も考えて明確な解を得てなかった事だ。この機会にマスコミ情報等を整理して私自身の考えを纏めてみようと思った。

丁度いいタイミングで帰郷中の義弟から電話連絡があり、一緒に昼食をした時に話題にした。彼と私の考えはかなり一致していた。その後帰宅して取り敢えず私の思いを下記のようにＬＩＮＥで伝え、別途整理して報告すると返事した。

１）ドル・米株価が上昇して最近の損を取り戻せる
２）米国民も生活に困り金に困っている（彼らが「またトラ」の原動力だった）
３）彼らは、トランプがバカを言っても、ハリスよりはマシだと思った（彼等もバカだった）
４）米国は日欧に自分の事は自分で守れと軍事負担を要求、世界は分断化が進む（至極当然）

最後に当座の結論として、私は米国資産が多いので、我が家の経済上の損失は少ない。深刻なのは世界の分断が一番心配だと返事した。私も「またトラ」が気になっていたので、よく調べて別途報告すると返事した。

義弟と話し合った時には、両国の「バカ」についてもう少し突っ込んで議論した。生活に困ったら人は民主主義など気にしない、家族を守り生き残るためにバカな判断のリーダーを選らぶ。現実は米国の物価上昇は日本を遥かに超えていた。更に米国への移民は日本に比べ桁違いに多く、貧困者の憎しみは半端ない。彼らをバカ呼ばわりするのは失礼だと分かっている。

一方で、米国を動かしている経済トップは日本にはいない超優秀な連中と彼らの力を発揮できる仕組みがあり、それが世界中から優れた人材を呼び込み新しいビジネスと繁栄を生んだ。日本のマスコミにはその基礎となる知識や判断に欠けているようにアメリカかぶれの私は感じる。次回はもっと突っ込んで「またトラ」の影響について考えてみたい。■