かぶれの世界(新)

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「肱川あらし」を堰止め

2024-11-13 19:20:47 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の朝9時前に家を出て歯科医に向かう時、大洲盆地の回りの山々は霧で覆われ何も見えなかった。帰郷中は毎週歯科医に通ったが、昨日が田舎で最後の通院で来週初めに帰京する予定だ。治療が終り礼を言ったあと来年また帰郷してお世話になりますと挨拶し帰宅した。歯科医から肱川沿いの散歩道に出て遠回りし11時頃に帰宅した時、山々はまだ薄く霧に覆われていた。

今朝7時過ぎに起きて廊下から見た景色は昨日と同じく山々は白く覆われていた。だが、今日は9時過ぎに霧が晴れて山が見え、その先の青空まで見え始めていた。昨日との違いは何かいぶかった。早朝山間部から大洲盆地に降りて来た霧が形作る雲海が肱川を流れてゆき、伊予灘との温度差から生じる強風に煽られ一気に瀬戸内海に流れ出す現象を「肱川あらし」と呼ばれる。

下流の長浜で「肱川あらし」が起こらないと、上流の大洲盆地は山から下って来た霧が溜まったままになってしまうようだ。大洲盆地の雲海が「肱川あらし」の強風となって下って行くが、海からの逆風で海辺の長浜町で堰き止められると大洲盆地に溜まってしまう。専門家によると堰き止めは気温差と風向きの組み合わせで起こる現象らしい。

偶然にもそれが上流の大洲盆地の山裾にある私の実家の生活に影響する。早朝目が覚めると廊下から空を見て洗濯物を何時何処に干すか決める、それが私の朝のルーチンワークの一つだ。今朝は朝食後直ぐに洗濯物を外に干した後、パソコンを開いて血圧やマーケット状況を確認しスプレッドシートに記録した。そのあと来週の帰京の予定を確認して昼食の準備にかかった。■

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