かぶれの世界(新)

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ワークマン効果(2)

2022-06-02 20:46:08 | スポーツ
左足ふくらはぎの上部の痛みが続き、バドミントン練習を2週間続けて休んだ。2週間も運動不足が続くと私はいい年して欲求不満になる。だが、痛みを感じることなく普通に歩けるので生活に困ることはない。だとしても、普通に歩くだけではバドミントンの替わりにならない。

なので昨日までの12日間で5回山裾歩きをし、平地の散歩も含めて平均して毎日15千歩歩いた。最も長い山裾歩きは29810歩、20キロを4時間半かけて歩いた。山裾歩きすると最低でも10キロは歩く。やり過ぎではないか、何時まで経っても足が治らないと言われそうだ。

だが、歩く時に使う筋肉に痛みはない。汗をかいて一生懸命歩いて距離と標高を稼ぎ、山裾から山腹の集落や人々を見て生活を感じ、途中立ち止まって盆地の風景と頭の中の地図と比べる、これが実に楽しい。そして先日投稿したようにワークマン効果で、出会った人たちとの会話が進む。

今日は小学校の裏山からとりつき、展望公園に向かう途中で道路工事にぶつかった。工事中の人達は私と似たような作業着姿だった。トラックを動かして歩くスペースを作ってくれ、作業中の人達とも気持ち良く挨拶を交した。嫌な顔をすることなく彼等に仲間扱いしてくれた気がした。

その工事中の数百メーター前後に交通整理する初老の人達も、地図を見ながら丁寧に工事状況を教えてくれた。特に現場の上方の交通整理の老人とは長話になった。話をしているうちに打解けるのではなく、最初から親しい口振理だった。私もそういう風に仕向けたのだが。

彼は67歳という。私が後期高齢者といってもピンと来ず、75才だよと言うと若々しいと驚いていた。そこから更に登って行くと集落があると教えると、朝一でトラックが下って来たのが最後でその後は通行禁止になったという。多分、徒歩で行き来するのは私だけだ。日射病に注意して日陰にいるように言うと、後輩みたいにはいと返事が返って来た。ワークマン効果は大きい。

そこから更に約40分登り、三差路を左側に向かい山腹の道を暫く歩くと東宇山という集落に行き着き、そこからJR五郎駅に向かって急坂を下山した。その先の川沿いの道を辿ると馴染みの散歩道に出て実家に戻った。無人駅から先は誰にも会わなかった。2時間半足らず約14キロの山歩きの間、出会って会話したのは山道の工事中の人達だけだった。■

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